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武蔵野七福神めぐりとは!所沢・入間・飯能を巡る長距離コースをご案内

七福神の人形
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新年の初歩きで七福神めぐりをする方も多いのではないのでしょうか。そこでこの記事では、埼玉県でもっとも古くから行われている武蔵野七福神めぐりをご紹介します。

武蔵野七福神めぐりは昭和6年に発足し、昭和13年より始まったと言われる七福神めぐりです。

武蔵野七福神めぐりの特徴は総距離が約40キロと長いこと。そのため歩いて巡るというよりは、電車と徒歩、場合によってはタクシーを使うことがあるかもという長距離の七福神めぐりです。

ただ歩いて巡れないわけでもありません。歩くことが好きな方は初歩きにぜひ武蔵野七福神めぐりを楽しんでみてください。

なお新年の武蔵野七福神めぐりで御朱印がいただけるのは基本的には1月1日から1月10日までで、時間は午前9時から午後4時までとなります。

七福神めぐりはいつでもできますが、あわせて御朱印もという方はその年の予定を事前に確認なさってください。

それでは、武蔵野七福神めぐりのお寺や神社の名称・読み方や所在地をご紹介したうえで、それぞれを簡単にご紹介していきます。

1山口観音金乗院やまぐちかんのんこんじょういん埼玉県所沢市上山口2203
2長泉寺ちょうせんじ埼玉県入間市豊岡2-2-8
3円照寺えんしょうじ埼玉県入間市野田158
4浄心寺じょうしんじ埼玉県飯能市矢颪(やおろし)222
5観音寺かんのんじ埼玉県飯能市山手町5
6飯能恵比寿神社はんのうえびすじんじゃ埼玉県飯能市飯能263
7円泉寺えんせんじ埼玉県飯能市平松376
それでは武蔵野七福神めぐりのスタートを西武池袋線・西武新宿線の所沢駅、ゴールを西武池袋線の飯能駅として、所要時間も含めてそれぞれのお寺や神社の特徴を簡単にご紹介します。

武蔵野七福神めぐりの特徴

1 山口観音金乗院

ぽんたろう
ぽんたろう
武蔵野七福神めぐりは所沢市がスタートだよ 

山口観音金乗院へのアクセス


① 所沢駅より西武池袋線で西所沢駅へ。
② 西所沢駅より西武狭山線で西武球場前駅へ。
③ 西武球場前駅より徒歩5分で山口観音金乗院に到着。
※ 所沢駅から西武球場前までは15分(目安)。


山口観音金乗院は布袋尊を祀っています。

山口観音金乗院は真言宗の寺院で創建は800年代とすでに1000年以上の歴史があります。山口観音金乗院は寺域が広くさまざまな建造物がありますが全体的に中華風といった趣があります。

今回は武蔵野七福神めぐりということでご紹介していますが、山口観音金乗院はじっくりと時間をかけて訪ねたい場所です。

布袋様は中国の人物で、にこやかな笑顔と大きなおなかは人々をほっとさせてくれます。布袋様は知恵と福徳を授けてくれる神様です。

2 長泉寺

ぽんたろう
ぽんたろう
所沢市の次は入間市だよ

長泉寺へのアクセス


① 山口観音金乗院より徒歩5分で西武球場前駅へ。
② 西武球場前駅より所沢駅へ。
③ 所沢駅より西武池袋線で入間市駅へ。
④ 入間市駅南口より徒歩10分で長泉寺に到着。
※ 西武球場前駅から入間市駅までは25分(目安)。


長泉寺は曹洞宗の寺院で豊臣秀吉の頃の創建と伝えられています。

長泉寺は大黒天を祀っていますが、この大黒天は明治35年に上野寛永寺より勧進されたものです。長泉寺を訪ねるといつもきれいに保たれていて清々しい気持ちにさせてくれます。

大黒天は子孫愛育・商売繁盛などのご利益を授けてくれる神様です。

3 円照寺

円照寺へのアクセス


① 長泉寺より徒歩5分で入間市駅へ。
② 入間市駅より西武池袋線で元加治駅へ。
③ 元加治駅より徒歩2分で円照寺に到着。
※ 入間市駅から元加治駅までは5分(目安)。


円照寺は真言宗の寺院で、七福神の中で唯一の女神である弁財天を祀っています。

円照寺には国の重要文化財に指定されている「元弘の板碑」があります。また、芸術家などが描いた約500枚ほどの絵馬が奉納されていることでも知られています。

弁財天は知徳や容色を司る神様です。

4 浄心寺

ぽんたろう
ぽんたろう
入間市の次は飯能市だよ

浄心寺へのアクセス


① 円照寺より徒歩2分で元加治駅へ。
② 元加治駅より西武池袋線で飯能駅へ。
③ 飯能駅南口より徒歩10分で浄心寺に到着。
※ 元加治駅から飯能駅までは3分(目安)。


浄心寺は曹洞宗の寺院で毘沙門天を祀ります。浄心寺はその地名から「矢颪(やおろし)の毘沙門さま」で親しまれていて、例年1月7日の大祭は多くの人で賑わいます。

毘沙門天は七福神の中でもいかめしい顔で知られています。しかし怖い顔が悪魔を払い、商売繁盛・学業成就・開運厄除けなどのご利益を授けてくれる神様です。

5 観音寺

観音寺へのアクセス


① 浄心寺より徒歩10分で飯能駅南口へ。
② 飯能駅北口より徒歩20分で観音寺へ。
※ 浄心寺から観音寺までは約2キロです。飯能駅を経由しなければもう少し早く着きます。


観音寺は真言宗の寺院で寿老人を祀ります。観音寺は入間川の近くにあり、少し上流に行くと名栗渓谷があります。

観音寺で有名なのが石灯篭。観音寺には様々な石灯篭があります。

寿老人は仙人の姿。そのため寿老人には長寿のご利益があるとされています。

6 飯能恵比寿神社

飯能恵比寿神社へのアクセス


① 観音寺より徒歩5分で飯能恵比寿神社へ。


飯能恵比寿神社は諏訪八幡神社内にあります。諏訪八幡神社内は今回ご紹介する中では唯一の神社で恵比寿を祀ります。

神社そのものはこじんまりとしていますが地元では招福や商売繁盛の守り神として大切にされています。

恵比寿は招福・商売繁盛のご利益があるとされています。

7 円泉寺

ぽんたろう
ぽんたろう
駅と円泉寺の往復はタクシーが一般的かも

円泉寺へのアクセス


① 飯能恵比寿神社より徒歩15分で西武池袋線の東飯能駅へ。
② 東飯能駅より徒歩45分で円泉寺へ。


円泉寺までは距離があります。またバスの本数も少ないので飯能駅または東飯能駅からタクシーを利用するのが一般的です。

円泉寺は真言宗の寺院で福禄寿を祀ります。福禄寿は仙人の姿。そして、ご利益は招福・長寿・財宝など様々なご利益があると言われています。

駅へのアクセス


① 徒歩45分で東飯能駅、または徒歩60分で飯能駅。


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まとめ

ぽんたろう
ぽんたろう
車に気をつけて初歩きを楽しんでね

この記事では武蔵野七福神めぐりについてご紹介をしてきました。

武蔵野七福神めぐりの特徴は長い歴史があること。そして距離が長いことです

特に移動は電車が中心。また歩く時間も相応にあります。歩くのが苦手な方には不向きかもしれませんが、一方、健脚の方には魅力的なコースです。

もっとも、歩く距離が長いだけに交通安全には注意をしたいものです。1年の初めの初歩きで、ぜひ、楽しい時間をお過ごしください。

なお、武蔵野七福神めぐりに似た名称の七福神巡りに武蔵野吉祥七福神めぐりがあります。

しかし武蔵野七福神めぐりは所沢・入間・飯能といった西武池袋線沿線の寺社を巡るコース。一方、武蔵野吉祥七福神めぐりは吉祥寺を中心に巡るものです。

武蔵野七福神めぐりと武蔵野吉祥七福神めぐりはまったく異なるものです。

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