埼玉県のイチョウ並木の名所6選！秋の黄葉を眺めに行ってみませんか

この記事では、埼玉県内のイチョウ並木で有名な場所6か所の場所や特徴を簡単にご紹介します。

イチョウは、病虫害に強く排気ガスにも耐性があり寿命も長いため、道路の街路樹に選ばれることが多い樹木です。

また、イチョウは他の木よりも水分を多く含み燃えにくいため、火災時の延焼を抑制する効果があるとされてます。

イチョウは落葉樹なので葉が落ちた後の掃除は大変ですが、それでも積極的に植えられてきたのには理由があったようです。

そんな役割は別としても、イチョウ並木は黄葉(こうよう)も見事です。

この記事では道路の街路樹ではなく、よりくつろぎながら散策が楽しめる、公園などのイチョウ並木についてお伝えします。

晩秋になったら、イチョウの黄葉を眺めに出かけてみてはいかがでしょうか。

なお、実際に私が訪ねた場所については個別の記事を作成し、リンクを貼っています。

お時間のある方は、合わせてお読みになってください。

大宮第二公園のイチョウ並木【さいたま市】

所在地　　埼玉県さいたま市大宮区寿能町2丁目

大宮第二公園にはイチョウ並木があります。

イチョウ並木の長さは約100mで、約30本のイチョウがあります。

イチョウ並木の規模としてはそれほど大きくありませんが、大宮第二公園では他にも大きく育ったメタセコイアがあり、壮観な景色を楽しむことができます。

また大宮第二公園に隣接する大宮公園でも様々な樹木が紅葉しています。

加須はなさき公園のイチョウ並木【加須市】

所在地 埼玉県加須市水深1722

加須はなさき公園でイチョウ並木があるのは駐車場のすぐ近くです。

イチョウ並木の長さは約250mで、園路両側に80本を超える大きく育ったイチョウが植えられています。

晩秋の加須はなさき公園で、最も人が集まるのはイチョウ並木のようですが、イチョウのほかにもモミジバフウやメタセコイアの紅葉を楽しむことができます。

加須はなさき公園を訪ねたら、イチョウ並木だけでなくモミジバフウやメタセコイアの紅葉も合わせて楽しむのがおすすめです。

川越水上公園のイチョウ並木【川越市】

所在地 埼玉県川越市池辺880

川越水上公園でイチョウ並木があるのは公園南側のテニスコート付近で、150メートルの間に約50本のイチョウが植えられています。

また近くの駐車場周辺には、10数本のイチョウと約25本のトウカエデ。

さらに公園北側のボート池周辺には、約100本のメタセコイアがあります。

面積が広い川越水上公園ですが、イチョウ並木だけでなくトウカエデやメタセコイアの紅葉も合わせて楽しむのがおすすめです。

所沢航空記念公園のイチョウ並木【所沢市】

所在地 埼玉県所沢市並木1-13

所沢航空記念公園でイチョウ並木があるのは、園内の時計塔から北駐車場の間の園路です。

イチョウ並木の長さは約300m、幅広く作られた園路の両側に大きく育ったたくさんのイチョウがあります。

また紅葉の時期、所沢航空記念公園ではケヤキ・ユリノキ・モミジ・トウカエデ・メタセコイアの樹木が園内各所で色づいています。

何れもある程度まとまった数になっているので、紅葉の季節になったら園内を一巡りするのも良いかもしれません。

秩父ミューズパークのイチョウ並木【秩父郡小鹿野町】

所在地 埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518

秩父ミューズパークには、公園を南北に貫く約3㎞のスカイロードという歩行者および自転車専用の園路があります。

秩父ミューズパークでイチョウが見られるのは、スカイロード沿いで約500本のイチョウが並木道を作り出しています。

埼玉県内でも最大の規模を誇るイチョウ並木ということで、黄葉の季節にはたくさんの人が訪れる場所として知られています。

国神の大イチョウと姫イチョウ【秩父郡皆野町】

所在地　　埼玉県秩父郡皆野町大字国神

この記事では、埼玉県内の公園にあるイチョウ並木についてお伝えしましたが、唯一の例外が国神の大イチョウと姫イチョウです。

国神の大イチョウは、樹齢700年と推定される樹高約23mの巨木で、埼玉県指定天然記念物に選定されています。

国神の姫イチョウは、大イチョウよりも一回り小ぶりではあるものの、大イチョウと同様に巨木です。

ここにあるのは2本のイチョウで並木道ではありませんが、黄葉の時期には多くの人が訪ねる場所になっています。

まとめ

この記事では、埼玉県内のイチョウ並木で有名な場所6か所を選び、それぞれの場所や特徴を簡単にご紹介しました。

紅葉でばモミジがとりわけ人気のようですが、モミジよりも早く黄葉するイチョウも見ごたえがあります。

秋になったらイチョウ並木の黄葉を眺めに行かれてはいかがでしょうか。