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東京都府中市にある寿中央公園は市立の公園で、テニスコート・プール・遊具などが設置されています。
また春には桜が咲き、府中市民桜まつりの会場の一つとして、多くの人が訪ねる場所になっています。
そんな寿中央公園では、夏になるとハスの花を楽しめるようになります。
寿中央公園の基本情報
所在地 | 東京都府中市寿町2-20 |
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アクセス | 京王線「府中駅」より徒歩8分 JR武蔵野線「北府中駅」より徒歩15分 |
その他 | 常時開園・入園無料(一部施設は有料) |
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寿中央公園のハスの種類
寿中央公園でハスが見られるのは、周囲約80mのハス池(ひょうたん池)です。ハス池は2つに仕切られ、大賀蓮(オオガハス)と舞妃蓮(マイヒレン)の2種類のハスが分けて育てられています。
大賀蓮とは
大賀蓮は、府中市に住んでいた大賀一郎博士が、千葉県千葉市検見川の遺跡からハスの種を採取し、自宅で発芽させたものです。
このハスは2000年以上前の種子ということで、大賀一郎博士の名前から大賀蓮あるいは古代蓮ともいわれています。
大賀蓮は、花径約25cmの大型のハスです。
また、ハスは咲き始めから咲き終わりまでの期間は4日間ですが、大賀蓮の咲き始めは濃いピンク色で少しずつ白っぽくなっていきます。
舞妃蓮とは
舞妃蓮は、日本の大賀蓮と、アメリカの王子蓮(黄花)を交配して作り出した品種です。
舞妃蓮は、花径約25cmの大型のハスで、花の色は淡いクリーム色です。
寿中央公園のハスの見頃
寿中央公園の案内板に、ハスの見頃は6月下旬~8月中旬とありました。私は7月中旬に寿中央公園を訪ねたことがあります。
大賀蓮も舞妃蓮もたくさんの花が咲いていましたが、既に花弁を散らし花托(かたく)だけになっているものも多く、一方で蕾はあまり見られませんでした。
私が訪ねた年の7月中旬は、ハスの見頃の終盤であったのかもしれません。
その年の天候で変わりますが、7月上旬~7月中旬あたりが、ハスの見頃の一つの目安になるように思われます。
なおハスは早朝に開花し、昼には花弁を閉じてしまうので、午前10時頃までに訪ねるのがおすすめです。
まとめ
この記事では、寿中央公園のハスの種類や見頃の時期についてお伝えしました。ところで、大賀一郎博士は大賀蓮以外にも20種類以上のハスを、自宅や寿中央公園で育てていました。
その後、これらのハスを府中市郷土の森公園の修景池に移植。
府中市郷土の森公園の修景池では、現在30種類以上のハスが丁寧に育てられています。
寿中央公園だけでなく、同じ府中市内にある府中市郷土の森公園のハスも美しい景色を作り出しています。
※ ご紹介したのは記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますがご了承ください。
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