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室町時代に築城された城址を公園として整備したのが岩槻城址公園で、179,000㎡の広い敷地には市民会館・野球場・テニスコート・公民館などがあります。
岩槻城址公園には約600本の桜が植栽され、春は桜の名所として多くの人に親しまれていますが、初夏から夏にかけては睡蓮の花も楽しむことができます。
この記事では、岩槻城址公園の睡蓮の種類と見頃の時期などを、私自身が訪ねた時の経験を交えてお伝えします。
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岩槻城址公園の基本情報
所在 | 埼玉県さいたま市岩槻区太田3 |
---|---|
アクセス | 東武野田線東岩槻駅より徒歩約21分 東武野田線岩槻駅より徒歩約25分 |
入園料 | 一部施設を除き無料 |
駐車場 | 無料、第1駐車場78台・第2駐車場150台・第3駐車場63台 |
岩槻城趾公園で睡蓮が見られる場所とアクセス
岩槻城趾公園で睡蓮が見られるのは園内東側の菖蒲池です。菖蒲池という名前のとおり、池の中にブロックで区画され育てられたハナショウブはあるものの数はごく僅か。
菖蒲池で有名なのは池の中央部を横断するように設けられた赤い橋(八ツ橋)ですが、その八ツ橋沿いの一部にハナショウブはあります。
菖蒲池といっても現在の主役は睡蓮で、池の多くの部分が睡蓮で埋め尽くされています。
ところで岩槻城趾公園は敷地が広く、駐車場も3か所設けられています。
場所によっては、車を置いたところから菖蒲池までの距離が遠くなってしまうことがあるかもしれません。
そこで、各駐車場から菖蒲池までの概ねの時間を下記でご案内します。
第1駐車場から菖蒲池まで | 徒歩で2~3分 |
第2駐車場から菖蒲池まで | 徒歩で5分 |
第3駐車場から菖蒲池まで | 徒歩で1~2分 |
岩槻城址公園の睡蓮の種類と見頃の時期
岩槻城址公園の睡蓮は、アルパとアトラクションの2種類です。アルパは白い花を咲かせ、アトラクションは赤い花を咲かせます。
見頃の時期は、白の花を咲かせるアルパは5月下旬~8月上旬、赤い花を咲かせるアトラクションは6月上旬~8月上旬。
岩槻城址公園では、白い花を咲かせるアルパが先に咲き、追いかけるように赤い花を咲かせるアトラクションが咲き始めます。
ところで私が訪ねたのは、7月上旬平日のお昼ごろです。
他の所用を済ませた後に向かったので訪ねる時間が少し遅くなり、睡蓮も花を閉じているものも多くなっていました。
そうした点では残念でしたが、睡蓮の数はしっかりと確認ができました。
岩槻城址公園の睡蓮は菖蒲池の大部分に広がりを見せ元気に育っていました。
また閉じたものが多かったとはいえ、花の数はかなりあり、まさに見頃の時期でした。
もっとも、葉もかなり成長し大きくなっていたので、見頃の時期の終盤であったかもしれません。
岩槻城址公園の睡蓮の見頃は一般的には8月上旬までと言われています。ただ私が訪ねた年は少し早かったようです。
そうしたことを考えると、6月下旬~7月中旬であれば、多くの年で2種類の睡蓮を楽しめるものと思われます。
さいごに 岩槻城址公園の睡蓮の見どころ
岩槻城址公園の睡蓮は菖蒲池に大きく広がっています。
それだけでも見事ですが、菖蒲田でもっとも絵になるのが池に架かる赤く塗られた八ツ橋です。
池のどこからでも八ツ橋は視野に入り、さらにその下には睡蓮の花を見ることができます。
私が訪ねた時も、大きなカメラを抱えた人が何人もいましたが、八ツ橋とその下に広がる睡蓮はとりわけ風情があります。
埼玉県内には他にも睡蓮の名所と言われる場所はありますが、岩槻城址公園の睡蓮は他の名所とは異なる趣を醸し出しています。
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