スポンサーリンク
東京都内にはいくつもの藤のおすすめスポットがあります。日比谷公園の藤は、規模は小さいながらも園内の数か所で眺めることができます。
この記事では、日比谷公園の藤の見ごろの時期や、見られる場所。
そして、私自身が訪ねたときの状況や、藤の見ごろの時期の日比谷公園の魅力をお伝えします。
日比谷公園の基本情報
所在地 | 東京都千代田区日比谷公園1-6 |
アクセス | 東京メトロ丸ノ内線・千代田線「霞ヶ関駅」より徒歩2分 東京メトロ日比谷線・千代田線・都営地下鉄三田線「日比谷駅」より徒歩2分 東京メトロ有楽町線「桜田門駅」より徒歩5分 JR「有楽町駅」より徒歩8分 |
スポンサーリンク
日比谷公園の藤の見ごろの時期
その年の天候によっても変わりますが、日比谷公園の藤の見ごろの時期は4月下旬です。2022年でいえば、東京で桜の開花宣言が行われたのが3月20日。日比谷公園で発信する情報を確認したところ、藤が開花したのは4月20日。
樹木の種類も異なるので単純な比較はできませんが、桜の開花宣言の1か月後が藤の開花の一つの目安になるかもしれません。
なお、藤が見ごろの期間は案外と短いので、開花したらできるだけ早く訪ねるのがおすすめです。
日比谷公園で藤が見られる場所
日比谷公園で藤が見られる場所は園内に3か所あります。また、日比谷公園の藤は藤棚に咲く藤もあれば、棚ではなく自立する藤もあります。それでは、3か所をそれぞれご紹介します。
1か所目は、雲形池です。
雲形池は「霞が関駅」から日比谷公園に向かい、霞門を入るとすぐの場所にあります。霞が関駅から日比谷公園の霞門まで徒歩2分、霞門から雲形池までは徒歩1分程度です。
雲形池にあるのは約20mの藤棚です。雲形池と藤棚のコントラストは風情を感じることができます。
2か所目は、第一花壇周辺です。
第一花壇は有楽門から入り、心字池を過ぎたあたりにあります。日比谷公園の第一花壇は、バラの花で知られていますが、藤の花も楽しむことができます。
ここの藤は、藤棚ではなく自立をしている藤が数本見られること。藤を支えるための木枠はありますが、藤棚ではなく目線より下にある藤の花を見るのは珍しいかもしれません。
3か所目は、第一花壇の近くにあるテニスコートの藤で3つの藤棚があります。ただしテニスコートは有料で、コートに入れるのは利用者だけです。
そのため、ここの藤はコートの外から遠目に眺めるようになります。したがって、日比谷公園で藤が見られる場所は3か所ありますが、間近に眺められるのは2か所になります。
藤の花が咲く時期の日比谷公園の魅力【体験記】
私が日比谷公園を訪ねたのは、2022年5月3日(祝日)でした。
目的は日比谷公園で有名なバラを見るためでしたが、もしかしたら藤も見られるかもしれない。
そんな期待もありましたが、残念なことに咲いている藤の花を見かけることはできませんでした。
先ほどお伝えしたとおり、この年の藤の咲き始めは4月20日頃で、既に4月中には藤の花の見ごろは終わっていたかもしれません。
ただ、園内にはたくさんの種類の花を見かけることができ、藤と同じ時期に見ごろを迎えていたと思われる花も複数ありました。
既に見ごろが終わった花としては、ハナミズキがあります。
また、見ごろの時期を過ぎた花としては、つつじ・ネモフィラなどがあります。
そして、シャガはまだまだ元気に咲いていました。
つつじは、雲形池の近くのつつじ山と言われる小高い丘を中心に園内各所に植えられています。ネモフィラは、雲形池と第2花壇の間の平坦地に群生が見られます。
※ ネモフィラの近くにチューリップの群生がありました。私が訪ねた時は摘み取られていましたが、もしかしたら藤の見ごろの時期にチューリップも楽しめたかも知れません。
いつ訪ねても何かしらの花を楽しめるのが日比谷公園の最大の魅力です。
もちろん、藤の花の見ごろの時期もたくさんの種類の花を眺めることができますし、何よりも新緑が楽しめるすがすがしい季節です。
日比谷公園は複数の駅から徒歩圏内にありながらも、花を楽しむ散策であれば無料で入場することができます。また、園内の多くが平坦地で遊歩道もしっかりと整備されています。
平日の日比谷公園は、近くで働く人にとって緑のオアシスと言われているそうです。
一方、休日は家族連れやカップル、あるいはイベント目的で訪ねる人などで賑わいを見せますが、敷地が広大なので密になるほどの混雑はありません。
さらに、日比谷公園から約1㎞の距離には宮内庁が管理する皇居東御苑もあります。こちらは入園できない日もありますが無料で様々な花木を楽しむことができます。
花好きの人にとって、日比谷公園と皇居東御苑はどちらもおすすめのスポットです。時間があれば合わせて訪ねてみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい
スポンサーリンク
スポンサーリンク