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この記事では、東京都北区にある区立の飛鳥山公園の紫陽花(アジサイ)の見ごろの時期やアクセス、紫陽花を楽しめる場所などを中心にお伝えをしていきます。
ところで、飛鳥山公園はどのような公園なのでしょうか。
飛鳥山公園は江戸時代より人々の賑わいの場として知られていました。飛鳥山公園を賑わいの場にしたのは、江戸幕府第8代将軍徳川吉宗です。
テレビでもおなじみの徳川吉宗は、江戸幕府中興の祖ともいわれている名君で、様々な施策を打ち出していますが、その一つが飛鳥山の開発です。
徳川吉宗は、飛鳥山全体に約1300本の桜の植樹を行い江戸の町民に開放。さらに、この場所での酒宴も認めたため、とりわけ桜の季節には多くの人が訪れて花見を楽しんだといわれています。
現在の桜の本数は約650本。江戸時代より減っていますが、今でも桜の季節は多くの人で賑わいます。
飛鳥山公園と言えば桜。でも飛鳥山公園は桜が終わった後はつつじ。つつじが終わった後は、紫陽花を楽しむことができます。
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飛鳥山公園の紫陽花の見頃はいつ
飛鳥山公園には1,300株の紫陽花が植えられています。その見ごろの時期は、例年でいえば6月上旬~6月下旬。簡単に言えば、飛鳥山公園の紫陽花は6月中が見頃と言えそうです。
もちろん、年によって見ごろの時期は変わりますが、何れにしても6月中旬であれば紫陽花の群生を楽しむことができそうです。
飛鳥山公園の所在地・アクセス
所在地 | 東京都北区王子1-1-3 |
アクセス | 京浜東北線・東京メトロ南北線「王子駅」より徒歩5分 都電荒川線「王子駅前停留場」または「飛鳥山停留場」より徒歩3分 |
飛鳥山公園で紫陽花が楽しめる場所
飛鳥山公園はその名前のとおり小高い山です。もっとも、標高は約25mなので山というより丘と言った方がしっくりときます。
飛鳥山公園の中にも多少のアジサイはありますが、もっとも群生をしているのは飛鳥山公園のふもとの「飛鳥の小径(こみち)」。
約350mの飛鳥の小径に植えられているアジサイの株数は約1,300。
タマアジサイ・ガクアジサイ・セイヨウアジサイなどが、白・ピンク・水色・青・紫など様々な色で私たちを楽しませてくれます。
また、飛鳥の小径があるのは飛鳥山公園のふもととJRの線路の間。公園とJRの間にあるのが幅1.5メートル程度の飛鳥の小径です。
飛鳥の小径を見上げると紫陽花の群生、反対側に目を転じるとJRの電車が走っています。
実際、飛鳥山公園の紫陽花は王子駅のホームからも、車窓からも眺めることができます。
花だけでなく、脇を走る電車も楽しめるので、特に鉄道ファンにとっては絶好のビューポイントになります。
なお、飛鳥の小径は誰でも通ることができる通路で、紫陽花の咲く季節でも「あじさいまつり」のようなイベントは開催されていません。
言い換えれば、誰でも無料でたくさんの紫陽花を鑑賞できるのが飛鳥山公園の紫陽花の最大の特長と言えるのではないでしょうか。
飛鳥山公園での紫陽花以外の楽しみ方
飛鳥山公園で、紫陽花を楽しめるのは約350mの飛鳥の小径です。しかし実際の飛鳥の小径は約1.3kmあり、少し先に歩いて行くと西ケ原一里塚・旧古河庭園などの歴史的な文化財を楽しむことができます。
また、飛鳥山公園内及び近隣には、北区飛鳥山博物館・渋沢史料館・紙の博物館などがあります。
渋沢史料館は、渋沢栄一に関した資料を集めている施設です。
渋沢栄一は新一万円札の顔になる人で、今、注目をされている人です。その人となりを知る上でおすすめです。
さらに、京浜東北線に乗れば約12分で上野駅。
都電荒川線を使えば、王子駅前停留場から東池袋四丁目(サンシャイン前)まで約20分。
王子駅周辺にもたくさんの商業施設はありますが、東京都内でも有数の繁華街にも簡単にいくことができます。
まとめ
この記事では、「飛鳥山の紫陽花の見頃はいつ」を中心に、飛鳥山公園の紫陽花の特徴などについてお伝えをしてきました。
飛鳥山公園の紫陽花に関して言えば「あじさいまつり」などのイベントは行われていません。
しかし、王子駅からすぐの場所にあり、無料で楽しめる。
また、紫陽花と電車を同時に見ることができるので、特に鉄道ファンにとっては絶好のスポットと言えそうです。
さらに、飛鳥山公園周辺には歴史的な文化財が点在していて、飛鳥山公園にも複数の博物館等があります。
紫陽花だけでなく、他の楽しみも求めている人にとって、飛鳥山公園の紫陽花鑑賞はおすすめです。
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