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飛鳥山公園は、東京都内でも有数の桜(ソメイヨシノ)の名所として知られていますが、ソメイヨシノの少し後に咲く八重桜も魅力があります。
この記事では、飛鳥山公園の八重桜の見頃や、八重桜が植えられている場所を種類ごとにお伝えします。
飛鳥山公園の基本情報
所在地 | 東京都北区王子1-1-3 |
---|---|
アクセス | 京浜東北線・東京メトロ南北線「王子駅」より徒歩5分 都電荒川線「王子駅前停留場」または「飛鳥山停留場」より徒歩3分 |
その他 | 常時開園・入園無料 |
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飛鳥山公園の八重桜の見頃
飛鳥山公園にある桜は全部で約600本、その中心となるのが約400本のソメイヨシノです。
ソメイヨシノ以外では、ソメイヨシノよりも早く咲く河津桜などが数種類、遅く咲く八重桜が7種類と言われています。
八重桜の見頃で難しいのは、ソメイヨシノや河津桜などが単一の桜の種類であるのに対して、八重桜は八重に咲く桜の総称であることです。
飛鳥山公園には、7種類で約100本の八重桜がありますが、種類が異なれば見ごろの時期も異なります。
たとえば八重桜の内、イチヨウなどはソメイヨシノよりもほんの少し後に咲き、カンザンやフゲンゾウなどはソメイヨシノの花が散った頃に咲き始めます。
飛鳥山公園の八重桜は種類が多いため見頃も長くなります。
もっとも飛鳥山公園で多く植えられているのはカンザンです。
カンザンは、天候によって4月下旬になることはあるものの、例年の見ごろは4月中旬に訪れます。
4月中旬に飛鳥山公園を訪ねれば、カンザンをはじめ多くの八重桜を楽しめる可能性が高くなるように思われます。
飛鳥山公園の八重桜が見られる場所
八重桜は飛鳥山公園の各所にありますが、もっとも密集度が高いのは飛鳥山公園の中央部にある児童エリア周辺です。
飛鳥山公園に八重桜に行かれたら、まずこの場所を目指すのがおすすめです。
飛鳥山公園の八重桜の種類や植えられている場所など
名前 | 特徴 | 植えられている場所 |
カンザン(関山) | 大輪・濃紅紫色 | 飛鳥パークレール近く・児童エリア周辺 |
フクロクジュ(福禄寿) | 大輪・淡紅色 | 児童エリア周辺 |
イチヨウ(一葉) | 大輪・淡紅色 | 青淵文庫 |
ショウゲツ(松月) | 大輪・白 | 児童エリア周辺 |
ヒグラシ(日暮) | 大輪・淡紅色 | 児童エリア周辺 |
ウコン(鬱金) | 淡黄色 | 児童エリア周辺 |
ギョイコウ(御衣黄) | 淡緑色 | 児童エリア周辺 |
まとめ
この記事では、飛鳥山公園の八重桜の見頃や、見られる場所を中心にお伝えしました。
飛鳥山公園はソメイヨシノが咲く季節には大混雑しますが、八重桜が咲く時期は落ち着いているように思われます。
それは、飛鳥山公園ではソメイヨシノの絶対数が多く、八重桜はそれほどでもないこと。
ソメイヨシノに比べると、八重桜の見ごろは分散しがちであること。
そして、ソメイヨシノは大きく育ち枝も広げるのに対して、八重桜は小ぶりであることなどがあげられます。
しかし、八重桜にはソメイヨシノにはない魅力がありますし、八重桜が見ごろを迎えるころ児童エリアにあるフジや、飛鳥山公園にたくさん植えられているつつじも咲き始めます。
八重桜の季節の飛鳥山公園もとても魅力があります。
※ ご紹介したのは記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますがご了承ください。
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