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埼玉県の中央部に位置する毛呂山町。
毛呂山町では春と秋の年に2回、流鏑馬(やぶさめ)祭りが開催されます。
この記事では、2019年の秋に開催される流鏑馬祭りについてご紹介をしていきます。
まず、毛呂山町の流鏑馬祭りの会場や開催日からご紹介をしていきます。
毛呂山町の流鏑馬祭り
会場: 出雲伊波比神社(いずもいわいじんじゃ)
開催日: 2019年11月3日(日曜日・祝日)
毛呂山町の流鏑馬祭りは、例年11月3日(文化の日)に開催されます。
2019年はたまたま日曜日ですが、毛呂山町の流鏑馬祭りは11月3日。曜日ではなく月日で開催日が決められています。
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出雲伊波比神社へのアクセス
所在地 | 埼玉県入間郡毛呂山町岩井西5-17-1 |
アクセス | 東武越生線「東毛呂駅」より徒歩約15分 JR八高線「毛呂駅」より徒歩約10分 |
ただし、流鏑馬祭りの日は駐車することができません。
毛呂山町のHPを確認すると「公共交通機関をご利用ください」とあるように、基本的には電車でのアクセスがおすすめです。
ただ私自身の経験をお伝えすると、出雲伊波比神社より徒歩で約10分の場所に毛呂山町役場があります。
私はこれまでに数回、毛呂山町の流鏑馬祭りを訪ねていますが、毛呂山町役場の駐車場(無料)に車を停め、出雲伊波比神社に向かっています。
毛呂山町の流鏑馬祭りが開催されるのは祝日で、毛呂山町役場も業務はありません。
それでも役場の駐車場は開放されていましたし、多くの人がここに車を停め流鏑馬祭りに向かっていました。
2019年の場合どうなのかはわかりませんが、どうしても車でなければいけないという場合は、検討の価値はあると思います。
毛呂山町の流鏑馬祭りの見どころ
毛呂山町の流鏑馬祭りは、毎年11月3日に開催されます。開催時間は午前9時から午後5時までで、この時間の中で様々な行事が催されます。
中でも見どころと言えるのが、朝的(あさまとう)と夕的(ゆうまとう)の行事です。
流鏑馬は、疾走する馬から矢を射る行事ですが、これが矢的(やまとう)です。
毛呂山町の流鏑馬祭りでは、朝と夕の2回行われることから、朝の矢的を朝的、夕方の矢的を夕的と称しています。
朝的 ⇒ 午前9時ころ
夕的 ⇒ 午後2時30分ころ
町内に住む普通の少年なので、乗馬に慣れているわけではありません。流鏑馬祭りの日まで、訓練と禊を繰り返して矢的にのぞみます。
流鏑馬祭りには、一の馬・二の馬・三の馬と三頭の馬、乗り子の少年も3人。
他の場所で行われる流鏑馬祭りは大人が乗り子を務めます。この場合、流鏑馬に精通した人が多く、見事に的を射抜く場合が多いようです。
一方、毛呂山町の流鏑馬祭りは乗馬に慣れているとはいえない少年たち。また、大人に比べたら力も強くありません。
毛呂山町の流鏑馬祭りで勇壮さを期待すると、ちょっと肩透かしをくうことがあるかもしれません。
でも、一所懸命矢的に向かう少年たち、その少年を取り囲んでアドバイスをする大人たちの姿は、他の流鏑馬で見ることはできません。
毛呂山町の流鏑馬祭りは、やはり埼玉県の伝統行事と言えるのではないでしょうか。
出雲伊波比神社とは
出雲伊波比神社の歴史は古く、奈良時代には記述が見られます。また、この地では鎌倉時代に数多くの鎌倉武士が生活をしていました。鎌倉時代には源頼朝の命を受け、畠山重忠が社殿の増築を行っています。
当時の社殿は室町時代の後期にあたる1527年に焼失をしていますが、この地を領有していた毛呂氏により再建され現在に至っています。
現在の社殿は1528年に再建されたもので、埼玉県内では最古の神社建築となっています。
そのため出雲伊波比神社の社殿は、国指定重要文化財になっています。出雲伊波比神社だけでも一見の価値ありです。
毛呂山町の流鏑馬とは
流鏑馬は平安時代に誕生したもので、古来より武士の嗜みの一つと言われていました。出雲伊波比神社の流鏑馬は、1063年に源義家が奉納したものと伝えられ、約950年続く神事として現在に至っています。
また、埼玉県内では唯一、毎年流鏑馬が行われることでも知られています。
まとめ
この記事では、2019年の秋、毛呂山町の出雲伊波比神社で開催される流鏑馬祭りの日程やアクセスを中心にお伝えをしてきました。
出雲伊波比神社があるのは臥龍山の頂上付近です。もっとも臥龍山は、山というよりも小高い丘。
最寄りの駅から出雲伊波比神社に向かうと登り道はありますが、それほど急ではなく距離も短いので、あっという間に着くことができます。
また流鏑馬祭りでは、矢的以外にもたくさんの行事があり、露店も数多く出ています。
秋の一日、毛呂山町の流鏑馬祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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