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明治神宮御苑のつつじの場所や特徴と見頃の時期とは!

明治神宮御苑のつつじと隔雲亭
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明治神宮御苑の面積は約83,000㎡、明治神宮の境内地にあります。

明治神宮御苑は里山の面影をとどめ、初夏には花菖蒲(ハナショウブ)やスイレンが楽しめます。

そんな明治神宮御苑で春に楽しめるのがつつじです。

この記事では、明治神宮御苑でまとまった数のつつじが植えられている場所2か所とそれぞれの特徴、つつじの見頃の時期を、私が訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えします。

明治神宮御苑の基本情報

所在地東京都渋谷区代々木神園町1-1
アクセス参宮橋駅徒歩3分、代々木駅徒歩5分、原宿駅徒歩1分、北参道駅徒歩5分
入苑時間3月~10月 ⇒ 午前9時~午後4時30分
6月のみ   ⇒ 午前8時~午後5時
11月~2月 ⇒ 午前9時~午後4時
御苑維持協力金500円
※明治神宮は広大なため、境内に入って明治神宮御苑まではさらに数分の時間が必要です。

※ 年中無休

※ お伝えしている情報は記事作成時のものです。変更されている場合もあるので公式サイト等で確認のうえ、お出かけになってください。

明治神宮御苑の場所と特徴

明治神宮御苑の最寄り駅はJR原宿駅です。

明治神宮御苑の入苑口は「東門」と「北門」の2か所あります。

JR原宿駅から明治神宮の境内に入る時に通る南参道の途中に「東門」。

さらに先に進み、明治神宮本殿に向かうときに通る正参道の途中に「北門」があります。

JR原宿駅から東門までは6~7分、北門までは10分程度です。

明治神宮御苑は中央部が低地になっていて、そこに南池や花菖蒲田があるので、何れの入苑口から入っても下り坂があります。

もっとも、東門から入るとすぐに下へ降りる階段があるのに対して、北門はしばらく平坦な場所を経てから下へ降りる階段などがあります。

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明治神宮御苑のつつじの場所と特徴 隔雲亭と南池付近

明治神宮御苑の南池とつつじ
明治神宮御苑の隔雲亭と南池付近では、まとまった数のつつじが植えられています。

隔雲亭(かくうんてい)は昭憲皇太后の休息所に使われた数寄屋造りの木造家屋。

南池(なんち)は8,300㎡の池で、初夏にはスイレンの花を楽しむことができます。

最寄りの入苑口は東門で、東門から階段をりてすぐの場所に隔雲亭と南池はあり、つつじは隔雲亭と南池の間の緩やかな斜面を中心に植えられています。

この付近は庭園の風景を眺められる場所で、つつじは間隔をあけて植えられ、多くのつつじが丸く形を整えられているのが特徴です。

つつじの本数は数十本とそれほど多くはありません。

しかし、つつじの樹形が美しく、さらに隔雲亭とつつじの景色、南池とつつじの景色など、様々な角度からつつじの花を楽しむことができます。

明治神宮御苑のつつじの場所と特徴 つつじ山

明治神宮御苑つつじ山の通路とつつじ
明治神宮御苑のつつじ山では、まとまった数のつつじが植えられています。

つつじ山は、花菖蒲田から階段を昇った場所にありますが、階段は長くないので上に行くのはそれほど大変ではありません。

東門から向かうと階段を下りて、南池や花菖蒲田を経由して、つつじ山に向かうので階段を昇ることになります。

一方、北門から入苑するとしばらく平坦な場所が続きますが、その場所につつじ山があります。

つつじ山という名称でも、北門からだとほとんど上り下りなしで行くことができます。

つつじ山でつつじが見られるのは、約70mの通路の両脇です。

つつじ山のつつじは、管理がしっかりと行われているので美しい花を楽しめるものの、基本的には自然に近い樹形のつつじが見られることが特徴です。

また、間隔をあけて植えられているので大株に育ったものが多く、枝が張り出し通路の上にまで伸びてつつじのトンネルの景色を楽しめる場所もあります。

隔雲亭と南池と比べると野趣に富んでいるのが、つつじ山のつつじの特徴です。

明治神宮御苑のつつじの見頃の時期

私が明治神宮御苑を訪ねたのは4月20日頃です。

明治神宮御苑では2か所でまとまった数のつつじを見ることができますが、見頃は少し異なるようです。

隔雲亭と南池付近のつつじは見頃の始まりの頃で、花よりも蕾の数が多い様子でした。

隔雲亭と南池付近のつつじは品種が少ないので、全体的な見頃もまとまっているように見受けられました。

一方、つつじ山のつつじはたくさんの品種があり、既に花期を終えたもの、これから見頃を迎えるものなどがありました。

その年の天候によって異なるものの、目安としては隔雲亭と南池付近のつつじは4月下旬。

つつじ山のつつじは、4月中旬~5月上旬が見頃になるように思われました。

まとめ

明治神宮御苑つつじ山のつつじ
この記事では、明治神宮御苑でまとまった数のつつじが眺められる場所2か所とそれぞれの特徴、そしてつつじの見頃の時期をお伝えしました。

明治神宮は一年を通してたくさんの人が参拝に訪れます。

一方、明治神宮御苑は有料ということもあり、それほど多くの人は見られません。

しかし、落ち着いた雰囲気で過ごすことができますし、つつじ・花菖蒲・スイレンなど季節の花を楽しむことができます。

明治神宮御苑には多少の起伏はあるものの、のんびりと花を楽しみたい方にはおすすめです。

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