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この記事では、東京都新宿区にある薬王院の牡丹の見頃の時期や魅力や特徴を、私が訪ねた時の状況を折り込みながらお伝えします。
薬王院の基本情報
所在地 | 東京都新宿区下落合4-8-2 |
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アクセス | 西武新宿線「下落合駅」より徒歩5分 |
駐車場 | なし |
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薬王院の牡丹とは
薬王院の牡丹は、真言宗豊山派の総本山である奈良の長谷寺から移植をされたことを始まりとしています。薬王院に牡丹が植えられたのは1966年で最初は100株程度でしたが、現在では約40種・約1000株が育てられ「牡丹寺」として親しまれています。
薬王院で牡丹が見られるのは山門付近からで、本堂に至るまでのあちこちに植えられています。
なお、牡丹の見学は無料ですが、見学できるのは日中に限られています。
また境内には短いながら石段もあるので、歩きやすい靴で行かれるのがおすすめです。
薬王院の牡丹の見頃の時期
薬王院の牡丹の見頃は、例年4月中旬~4月下旬と言われています。
私が薬王院を訪ねたのは4月20日過ぎのことでした。
1000株にも及ぶ牡丹の花を楽しみにしていましたが、きれいな花が咲いていたのは数輪程度。
既に多くの牡丹は花が刈り取られていました。
私が訪ねた年に関して言えば、薬王院の牡丹の見頃は4月上旬~4月中旬。
東京のソメイヨシノの開花宣言がとても早い年だったので、牡丹の開花も早まったのかもしれません。
もっとも牡丹は大きく華麗な花を咲かせる反面、雨や風には弱く見頃が短くなる可能性があります。
そんなことを考えると見頃の時期は狭めて考えるのが無難なようで、多くの年で4月中旬であれば牡丹が一面に咲く美しい景色を楽しめるのではないでしょうか。
薬王院の牡丹の魅力や特徴
お寺と牡丹はとても美しい景色を作り出します。それが薬王院の牡丹の最大の魅力です。そして薬王院の牡丹の大きな特徴は、牡丹がとても丁寧に育てられていることです。
牡丹が植えられている場所には、牡丹を日差しから守り長く楽しめるようによしず掛けがされていたり、牡丹の樹勢を守るため見頃が過ぎた花は刈り取ったりされていました。
東京都内でも牡丹が楽しめる名所は他にもありますが、これだけ丁寧に牡丹を育てているところはあまりないように思われます。
さいごに
私が訪ねた年は牡丹の見頃は過ぎていましたが、とても丁寧に管理されているので、次の年も美しい花を見ることができそうです。
ところで、薬王院は新宿区の「みどりの新宿30選」に選定されています。
みどりの新宿30選は、新宿区内で美しい樹木が見られる場所などを新宿区民が選んだもので、薬王院はしだれ桜や牡丹が対象になったようです。
もっとも桜や牡丹に限らず、私が訪ねた時も数は少ないながらもツツジやシャクナゲが美しい花を咲かせていましたし、小さな池にはスイレンの花も咲いていました。
薬王院はツバキの名所としても知られているようなので、次はツバキ、そして改めて牡丹の花を眺めに行きたいと考えています。
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