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小江戸と呼ばれ1年を通じて観光客で賑わう街が川越です。川越には観光スポットがたくさんありますが、秋に訪ねるのであれば観光スポットだけでなく紅葉も合わせて楽しみたいものです。
川越は歴史ある街並みに人気が集まり紅葉はそれほど注目を浴びているわけではありませんが、それでも川越には紅葉が美しい場所があります。
その代表格とも言えるのが、喜多院と氷川神社。そこで、この記事では「川越の紅葉スポット2選」ということで、喜多院と氷川神社のそれぞれの紅葉についてご紹介していきます。
喜多院と氷川神社は紅葉も見逃せない観光スポットです。
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目次
喜多院の紅葉
喜多院の紅葉の特徴
喜多院は天台宗の寺院で、元三大師(912年~985年)を祀っています。そのため喜多院は川越大師とも呼ばれています。
元三大師はおみくじの創始者として知られていますが厄除け大師としても知られていて、元三大師を祀る川越大師(喜多院)は関東の三大師の一つに数えられています。さて喜多院の名前がとりわけ知られるようになったのは江戸時代初期。徳川家康の側近として活躍した天海僧正が喜多院の住職になってからです。
喜多院の元々の名前は無量寿寺。その無量寿寺の北院・中院・南院のうち、天海僧正が入ったのが北院。北院の名前を改めたのが現在の喜多院になります。
さて喜多院の紅葉スポットですが、喜多院で紅葉が楽しめるのは「紅葉山庭園」です。特に客殿から見る紅葉山庭園、あるいは客殿から慈恵堂へつながる廊下から見る紅葉山庭園は一見の価値があります。
紅葉山庭園を見るためには拝観料が必要になります。それでも見事な紅葉は1年に1回だけのこと。お金と時間に余裕がある方は、ぜひ紅葉山庭園もゆっくりとご覧になってください。
また、喜多院の紅葉を無料で楽しみたいという方には喜多院境内の慈眼堂周辺や多宝塔周辺の紅葉がおすすめです。慈眼堂や多宝塔と紅葉のコントラストを写真に収めても良いのではないでしょうか。
さらに紅葉ではなく黄葉を楽しみたい方は鐘楼門周辺がおすすめスポットです。鐘楼門の周囲には本数は少ないものの大きな銀杏の木が植えられているので、鮮やかな黄葉を楽しむことができます。
喜多院へのアクセス(電車を利用する場合)
喜多院には約130台置ける有料駐車場がありますが、混雑することも多いのでアクセスは電車がおすすめです。ここでは、電車を利用する場合のアクセスをご紹介します。喜多院の所在地 埼玉県川越市小仙波町1-20-1
東武東上線・JRの川越駅より徒歩20分
東武東上線の川越市駅より徒歩20分
西武新宿線の本川越駅より徒歩15分
氷川神社の紅葉
川越氷川神社の紅葉の特徴
川越氷川神社は戦国時代の武将で戸城を築城したことでも知られる太田道灌の時代から、土地を守る鎮守とされ、江戸時代に入っても川越藩主により手厚い保護を受けてきました。喜多院が厄除けで有名なのに対して、川越氷川神社は縁結びの神様として知られています。特に毎年7月から9月にかけて開催される縁結び風鈴の行事は新たな縁結びのパワースポットとして近年注目をされています。
さて、川越氷川神社の紅葉スポットは神社の境内ではなく、裏手にある新河岸川沿いになります。
この場所は桜並木で有名で桜の開花時期には多くの人が訪れますが、秋になるとその桜が紅葉し新河岸川に落葉をします。春の桜吹雪ほどの華やかさはないものの、新河岸川に浮かぶ紅葉はそれなりに風情があります。
また、氷川神社境内には樹齢600年と言われる欅(けやき)の御神木が2本あります。欅は秋になると黄葉をして、紅葉とは違った美しさを楽しませてくれます。
川越氷川神社へのアクセス(電車を利用する場合)
所在地 埼玉県川越市宮下町2-11-3東武東上線・JRの川越駅より徒歩35分
東武東上線の川越市駅より徒歩30分
西武新宿線の本川越駅より徒歩25分
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まとめ
この記事では、川越の紅葉スポット2選ということで喜多院と氷川神社の紅葉そして黄葉をご紹介してきました。喜多院も氷川神社も最寄駅から少し時間はかかりますが、その途中にも数多くの見どころがあるので、楽しく街歩きをしていたら着いてしまう。そんな感じかもしれません。
また、川越市は全国でも有数の観光スポットであるだけに街中をたくさんのバスが走っています。基本的には散策をしながら、疲れてきたらバスかタクシーを使う。
わざわざ遠くに行かなくても、身近で名所と紅葉を楽しむことができる。秋の川越もおすすめです。
なお、川越で紅葉が楽しめるのは概ねですが11月中旬から12月初旬にかけて。埼玉県内だけでなく池袋からも新宿からもそれほど時間がかからない川越で休日の1日を楽しんでみませんか。
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