この記事では、埼玉県行田市にある古代蓮の里の、蓮の数や種類、蓮の見頃の時期、蓮が見られる場所などを、私が訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えします。

古代蓮の里は、名前のとおり行田市の天然記念物に指定されている「古代蓮」をシンボルとする公園です。

埼玉県内で蓮を楽しめる場所は他にもいくつかありますが、古代蓮の里は14万㎡という敷地の広さや、育てられている蓮の数、何れをとっても埼玉県内で最大規模の蓮の名所と言えそうです。

古代蓮の里

所在地埼玉県行田市大字小針2375-1
アクセスJR行田駅東口より行田市市内循環バス
入園料無料
駐車場園内2か所(普通車490台、大型バス 8台)
6月中旬~10月は有料、その他の期間は無料
※ お伝えしている情報は記事作成時のものです。変更されている場合もあるので公式サイト等で確認のうえ、お出かけになってください。

古代蓮の里の蓮の数や種類

古代蓮の里の蓮の群生
古代蓮の里で育てられている蓮は、42種類約12万株とされています。

その中心となるのが古代蓮(行田蓮)で約10万株、それ以外では世界から集められた蓮が約2万株とされています。

古代蓮は、行田市で公共施設建設工事の現場から出土した実が自然発芽したもので、1973年に開花が確認されています。

発見された蓮の実は、1400年~3000年前のものとされ、蓮の仲間の中では花弁が少なく原始的な形態と言われています。

なお花色は、鮮やかな濃いピンクです。

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古代蓮の里の蓮の見頃の時期

例年、古代蓮の里の蓮の見頃の時期は6月中旬~8月上旬と言われています。

その年の天候によって、見頃は若干変わることもありますが、7月上旬頃に訪ねれば多くの年で蓮の花を楽しめるのではないでしょうか。

ところで、蓮でより大切なのは訪ねる時間帯です。

蓮は早朝に開花し、昼前には花弁を閉じてしまいます。

古代蓮の里の公式情報によれば、蓮の花の最適な鑑賞時間は午前7時~午前9時とされています。

私が訪ねたのは、7月に入ったばかりの平日午前10時少し前、天気は曇りでした。

訪ねるのが少し遅いかなと思っていましたが、多くの蓮の花が開花し十分に楽しむことができました。

もっとも、公式情報が示すように早い時間に訪ねれば、さらに多くの美しい蓮の花を楽しめたかもしれません。

古代蓮の里で蓮が見られる場所

古代蓮の里の蓮とベンチ
ここでは、古代蓮の里で蓮が見られる場所と、それぞれの場所の特徴をお伝えします。

世界の蓮園

世界の蓮園(面積1,750㎡)で育てられているのは、世界から集められた蓮40種類・約2万株です。

古代蓮の里には、北側(142台)・南側(356台)と2か所の駐車場があります。

世界の蓮園があるのは、南側駐車場の近くで、バス停もすぐ近くにあります。

また古代蓮の里では行田タワーが有名ですが、こちらもやはり南側駐車場近くにあります。

古代蓮の里でもっとも賑わいのある場所にあるのが世界の蓮園です。

世界の蓮園は、平坦な場所に造られ、施設が整備され、蓮も丁寧に育てられています。

そして世界の蓮園では、中を歩ける通路もあるので、外側からだけではなく蓮園の中から周囲に咲く蓮の花を楽しむことができます。

古代蓮池(東)・古代蓮池(西)

古代蓮の里の中央部にあるのが、古代蓮池(東)・古代蓮池(西)です。

古代蓮池(東・3,200㎡)と古代蓮池(西・1800㎡)に植えられているのは行田蓮で、数多くの花を眺めることができます。

古代蓮池は東と西に分かれていますが、両池の距離は短く移動は容易です。

また何れの池も、内部に幅広く整備された木道があるので、両側の蓮の花を眺めながら歩くことができます。

古代蓮の里の中でも、もっとも蓮が密集して育てられ、もっとも見ごたえがあるのが古代蓮池です。

水生植物園

水生植物園(5,700㎡)も古代蓮の里の中央部にありますが、位置的には古代蓮池の北側になります。

水生植物園では、東側にさまざまな水生植物、西側に行田蓮と甲斐姫という品種の蓮が育てられています。

東側には、スイレン・アサザ・コウホネなど花を楽しめる水生植物もあるということで楽しみにしていましたが、私が訪ねた7月上旬に見られたのは白い小さなスイレンの花数輪だけでした。

草丈の高い水生植物の陰に隠れてしまったのか、花の咲く時期が違ったのかはハッキリしませんでとたが少し残念でした。

一方、西側の行田蓮などは古代蓮池と同じように、たくさんの蓮の花が咲き誇っていました。

なお、水生植物園も古代蓮池と同じく、木道が整備されているので様々な角度から蓮の花を楽しむことができます。

水鳥の池

水鳥の池(5,600㎡)は、古代蓮の里の北側にあります。

水鳥の池で育てられているのも行田蓮です。

ただし、蓮があるのは水鳥の池の外周部分だけで、古代蓮池や水生植物園と比べると蓮の密度はかなり低いようです。

また蓮の花を眺められるのは、外周部分に設けられた通路からで、間近で見ることはできません。

もっとも、それだけに訪ねる人も少ないようで、水鳥の池周囲の通路を散策しながら、のんびりと過ごしたい方にはおすすめです。

まとめ

古代蓮の里の蓮と行田タワー
この記事では、埼玉県行田市にある古代蓮の里の、蓮の数や種類、蓮の見頃の時期、蓮が見られる場所などを、私が実際に訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えしました。

蓮を眺めに行かれる場合、見頃の時期に訪ねるだけでなく、訪ねる時間がとても大切になります。

また車で行かれる場合は、世界の蓮園や古代蓮池により近く、行田タワーなどがある南側の駐車場がおすすめです。

(平日、北側駐車場は閉鎖されていることもあるようです)

私は古代蓮の里を一巡りした後、行田タワー(有料)に上ってみました。

行田タワーは田んぼアートが見られていることで知られていますが、古代蓮の里全体を見渡すことができます。

そこで上から見たところ、南側の駐車場は約5割の利用でまだまだ余裕がありました。

駐車場を見たのは正午前、蓮の花が閉じる頃で既に退出した車もあったと思われますが、私が訪ねた日は渋滞することはなかったようです。

ただ古代蓮の里近くに設置されていた看板には、土曜日や日曜日は駐車場渋滞があるようなことも書かれていたので、可能であれば平日に訪ねるのがおすすめです。