新宿中央公園で桜が見られる場所とおすすめポイントをお伝えします

この記事では新宿中央公園で桜が見られる場所と、桜が咲く時期のおすすめポイントを、私が訪ねた4月上旬の様子を折り込みながらお伝えします。

新宿中央公園の基本情報

 

所在地	東京都新宿区西新宿2-11
アクセス	JR・小田急線・京王線「新宿駅」より徒歩10分 東京メトロ丸の内線「西新宿駅」より徒歩5分 都営大江戸線「都庁前駅」より徒歩1分
その他	常時開園・入園無料(一部施設は有料)・駐車場なし

新宿中央公園は新宿区立の公園で面積は8.8ha、南北に500ｍ～600ｍと細長いのが特徴です。

新宿中央公園は、間に「ふれあい通り」という公道があります。

ふれあい通りの北側は、新宿中央公園北エリア。

ふれあい通りの南側は、西エリアと東エリアの2つに分かれています。

なお、北エリアと西エリアは公園大橋、西エリアと東エリアは公園小橋で結ばれていて、公道の上部を安全に行き来できるようになっています。

新宿中央公園の桜は、ソメイヨシノとタカトオコヒガンザクラ合わせて約100本。

新宿中央公園のなかで、桜の本数が多いのは大きな面積を有している北エリアですが、西エリアでも眺めることができます。

それでは、北側から順番に新宿中央公園で桜が見られる場所と、おすすめポイントをお伝えします。

新宿中央公園の桜の場所　北エリアの北側

新宿中央公園で大きな面積を有している北エリアの中央部には、新宿ナイアガラの滝や水の広場があります。

最初にご紹介するのは、新宿ナイアガラの滝や水の広場の北側。

新宿駅から向かった場合、新宿中央公園の一番右側に位置している場所です。

ここには大きな芝生広場があり、その周辺に桜が植えられています。

新宿中央公園の中でも最も桜の本数が多いのは北エリアの北側で、古木が多く枝を張り出しているため見ごたえがあります。

また、ここには幅広い園路が設置され、菜の花やネモフィラなど春の花が所々に植えられ、カフェもあります。

私が訪ねた年は、東京の桜の開花宣言が例年より遅れた年で、4月上旬は桜の満開の頃でした。

新宿中央公園では北エリアの北側は、見頃の時期に訪ねれば、たくさんの美しい桜や春に咲く花をのんびりと眺められるのが、何よりのおすすめポイントです。

新宿中央公園の桜の場所　北エリアの南側

北エリアの南側では「区民の森」の近くに、高遠町(現長野県伊那市高遠町)から寄贈された数本のタカトオコヒガンザクラがあります。

タカトオコヒガンザクラは、一重咲の中輪の桜で色は淡紅です。

タカトオコヒガンザクラの開花は、ソメイヨシノの開花よりも少し早く、私が訪ねた年の4月上旬には既に葉桜になっていました。

タカトオコヒガンザクラの見頃は見逃しましたが、近くには新宿中央公園管理事務所があり、事務所周辺には広いバルブガーデンが設置されています。

バルブとは球根のことで、バルブガーデンにはスノードロップ・スイセン・チューリップ・ムスカリなどがたくさん植えられていました。

また、それぞれ見頃が少し異なるので、3月～4月と桜より長い期間花を楽しむことができます。

私が訪ねた4月上旬、スノードロップ・スイセンは見頃終盤でしたがまだ花は残っていましたし、チューリップ・ムスカリはまさに見頃を迎えていました。

タカトオコヒガンザクラが咲く頃も、ソメイヨシノが咲く頃も、バルブガーデンではたくさんの春の花を楽しむことができそうです。

また、近くにある小高い「富士見台」に昇れば、眼下の景色を眺めることができます。

新宿中央公園でも、春の景色が最も美しい北エリアの南側は、桜の見頃を逃した場合でも楽しめるのが何よりのおすすめポイントです。

新宿中央公園の桜の場所　西エリア

新宿中央公園の西エリアには、ちびっこ広場やジャブジャブ池があり、ちびっこ広場周辺を中心に桜が植えられています。

最初にお伝えした北エリアの北側より桜の本数は少なく、若木が多いのも特徴ですが、お子様連れにはおすすめの場所といえそうです。

まとめ

この記事では新宿中央公園で桜が見られる場所と、それぞれの場所で桜が咲く時期のおすすめポイントを、私が訪ねた4月上旬の様子を折り込みながらお伝えしました。

新宿中央公園の桜で、もっともおすすめの場所はたくさんのソメイヨシノの古木が植えられている北エリア北側です。

また、北エリア南側のバルブガーデンに咲く春の花も、富士見台からの景色もおすすめです。

桜の咲く季節に、桜だけでなく春に咲く花も眺めに行かれてはいかがでしょうか。

※　お伝えしている情報は記事作成時のものです。変更されている場合もあるので公式サイト等で確認のうえ、お出かけになってください。