スポンサーリンク
この記事では、旧芝離宮恩賜庭園の紅葉の見ごろや見られる場所。
そして旧芝離宮恩賜庭園のおすすめポイントを、私が実際に訪ねた時の状況を織り込みながらご紹介します。
旧芝離宮恩賜庭園は、江戸時代に造られたいわゆる「大名庭園」で面積は約43000㎡、池を中心とした庭園で石や樹木の配置が評判です。
旧芝離宮恩賜庭園の基本情報
所在地 | 東京都港区海岸1-4-1 |
---|---|
開園時間 | 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで) |
休園日 | 年末年始(12月29日~1月1日) |
入園料 | 個人一般150円、個人65歳以上70円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料、他に料金設定あり |
アクセス | JR「浜松町駅」北口より徒歩1分、都営浅草線・大江戸線「大門駅」より徒歩3分 |
スポンサーリンク
旧芝離宮恩賜庭園の紅葉の見ごろ
旧芝離宮恩賜庭園で、紅葉する樹木はモミジ・ハゼ・サクラ、黄葉する樹木はケヤキなどがあります。
種類が異なれば見ごろも変わりますが、全体的に旧芝離宮恩賜庭園の紅葉の見ごろは11月中旬から12月上旬にかけてと言われています。
私が訪ねたのは勤労感謝の日を過ぎた11月下旬です。
紅葉する樹木の中で、サクラは落葉が進み、ハゼは赤く色づき見ごろの時期でした。モミジは一部が色づいてましたが、見ごろはもう少し先であったようです。
一方、黄葉するケヤキは見ごろの時期。また、旧芝離宮恩賜庭園では梅林の近くに「萩の小道」がありますが、ハギも黄色く色づいていました。
私が訪ねた年の11月下旬はまさに紅葉の見ごろの時期。ただし、モミジに関してはもう少し先の12月上旬が見ごろになるように思われます。
先ほど、旧芝離宮恩賜庭園の紅葉の見ごろは11月中旬から12月上旬にかけてと書きましたが、モミジ以外は11月下旬、モミジは12月上旬、そのような感じでした。
旧芝離宮恩賜庭園で紅葉が見られる場所
旧芝離宮恩賜庭園は、庭園の中央にある大泉水の周囲を歩くようになっています。
もっとも、コンパクトにまとまった庭園なので、歩くだけなら10分~15分程度で一周できそうです。
池の周囲を巡れば、あちこちで紅葉・黄葉する樹木を見ることができます。
ただ、目的がモミジということであればおすすめの場所があります。
入園口から池を右回り(時計回り)すると、藤棚を過ぎたところに大きな灯篭があります。
灯篭あたりからあずまや付近までの、100m~150mの園路沿いに多くのモミジが植えられています。
モミジの紅葉の見ごろの時期は、このあたりがもっとも美しくなりそうです。
旧芝離宮恩賜庭園のおすすめポイント
この記事では、旧芝離宮恩賜庭園の紅葉の見ごろや見られる場所をご紹介しました。最後に旧芝離宮恩賜庭園のおすすめポイントをお伝えします。
旧芝離宮恩賜庭園で一番のおすすめポイントは、駅からすぐの場所にあること、そして園内がコンパクトにまとまっていて概ね平坦な土地であることです。
あまり時間がないし、歩くのも好きではない、でも紅葉は見たいという方に旧芝離宮恩賜庭園はおすすすめです。
また、旧芝離宮恩賜庭園は石や樹木の配置が評判、とりわけ大名庭園の風情を残す松がたくさん植えられています。
常緑樹の松が多いということは、モミジなどの落葉樹は割合としては少なくなることを意味しています。
確かに旧芝離宮恩賜庭園では松と石が目立ち、他の紅葉の名所と言われるところよりも落葉する樹木は少ないかもしれません。
紅葉の景色だけを楽しみにしていた方は拍子抜けしてしまうかもしれませんが、池や緑の松と、紅葉する樹木のコントラストは、旧芝離宮恩賜庭園ならではの景色です。
また樹木の下には、低木のドウダンツツジの紅葉、シュウメイギク・ツワブキなどの花、ナンテンの赤い実、そして冬ならではの雪つりも見られました。
面積はコンパクトでも、たくさんの魅力があるのが旧芝離宮恩賜庭園です。
なお、旧芝離宮恩賜庭園より徒歩15分の場所には浜離宮恩賜庭園があります。
旧芝離宮恩賜庭園も浜離宮恩賜庭園も東京都立文化財庭園で、近い場所にあることから「園結びチケット」も販売されています。
旧芝離宮恩賜庭園・浜離宮恩賜庭園それぞれで入園料を支払うより園結びチケットは少し割安になっていますので、2つの庭園を訪ねるときはおすすめです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク