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この記事では、私が訪ねた時の様子を折り込みながら、多摩市でイチョウの黄葉(こうよう)が見られる場所や見頃の時期をお伝えします。
多摩ニュータウンで知られるように、多摩市は東京都内でも有数のベットタウンで、住宅だけでなく街路も整った場所が多いのが特徴です。
そして主だった街路には名称がつけられるとともに、街路樹として多くの樹木が植樹されています。
特にイチョウは、東京都の木であるとともに多摩市の木にもなっているため、各所にイチョウが植えられていますが、この記事ではその中でも主だった場所についてご紹介します。
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目次
イチョウの黄葉が見られる場所 しまじろう広場
しまじろう広場があるのは、多摩センター駅より徒歩5分の場所です。
駅から向かった場合、サンリオピューロランドの手前にあるのがしまじろう広場です。
しまじろう広場にはハローキティとしまじろうが並ぶモニュメントがあり、その周辺に間隔をあけて25本を超えるイチョウが植えられています。
モニュメントは子どもに人気の場所で、多くの人がモニュメントと子どもの撮影をしていますが、角度によってはそこにイチョウの黄葉を入れることもできます。
子どもはイチョウに興味はないと思われますが、子どもとモニュメントそしてイチョウの黄葉は思い出の一枚になるかもしれません。
イチョウの黄葉が見られる場所 いちょう橋
いちょう橋の長さは約60m、都道156号に架かる橋で、人や自転車などが通行できるようになっています。
いちょう橋は、多摩センター駅より徒歩11分、唐木田駅からも徒歩圏内にあり、いちょう橋の下の都道156号には「鶴巻三丁目」バス停もあります。
いちょう橋でイチョウの黄葉が眺められるのは、いちょう橋両脇の歩道沿いです。
ここでは50本を超えるいちょうが歩道の両側に植えられ、規模はそれほど大きくないもののいちょうの並木道になっていて、とても風情ある場所になっています。
なお、都道156号に接する街路にはメタセコイア通りがあり、オレンジ色や赤茶色に色づく約100本のメタセコイアの紅葉を眺めることができます。
いちょう橋とメタセコイア通りは約100mと近い場所にあるので、合わせて訪ねるのもおすすめです。
また、次にご紹介する鶴牧西公園も、いちょう橋から徒歩5分~10分の場所にあります。
イチョウの黄葉が見られる場所 鶴牧西公園
鶴牧西公園は唐木田駅から徒歩8分、先ほどご紹介したいちょう橋も近くにあります。
鶴牧西公園でいちょうの並木道の景色が見られるのは公園の「みどりの広場」周辺で、園路沿いに数15本のいちょうの黄葉を見ることができます。
また公園東側の園路では、距離は短いながらもモミジバフウの並木道があり、紅葉を楽しむことができます。
鶴牧西公園はいちょうもモミジバフウもとりわけ本数が多いわけではありませんが、他にも紅葉する樹木がありますし、何よりも公園なのでくつろいで色づく樹木を眺めることができます。
イチョウの黄葉が見られる場所 多摩ニュータウン通り
ご紹介した、しまじろう広場・いちょう橋・鶴牧西公園、そしてこの後にお伝えする諏訪南通り・永山いちょう通りは、京王相模原線や小田急多摩線の南側に位置しています。
それに対して、多摩ニュータウン通りは北側にあります。
多摩ニュータウン通りでイチョウの街路樹が見られるのは、西側は「松ヶ丘高校入口交差点」付近、東側は鎌倉街道と接する「乞田新大橋交差点」で、2㎞以上の距離があります。
この間の大きな特徴は、車道の中央に幅広い分離帯があり数多くのイチョウが植えられていること。
また、車道両脇の歩道沿いにも街路樹としてイチョウが植えられています。
多摩市内でもっとも数多くのイチョウが植えられているのが多摩ニュータウン通りのようです。
イチョウの黄葉が見られる場所 諏訪南通り&永山いちょう通り
諏訪南通りは、トウカエデの街路樹の紅葉が楽しめる諏訪の谷通りの北側と南側で接しています。
諏訪の谷通りは南北一直線に伸びる道路であるのに対して、諏訪南通りは大きく屈曲し諏訪の谷通りから離れ、そして再び諏訪の谷通りに接しています。
諏訪南通りの長さは約1.5㎞、そのうち約1㎞はケヤキ並木が続きます。
そして、諏訪南通りと諏訪の谷通りが北側で接した場所付近(近くに多摩市立諏訪小学校があります)から西側に向かい約500m、「永山四丁目交番前」交差点までイチョウ並木が続きます。
また、永山四丁目交番前交差点から約50m離れた交差点が永山いちょう通りの始まりで、ここから南西方向へ約500m、永山すずかけ通りに接するまでイチョウの街路樹が続きます。
諏訪南通りから永山いちょう通りまでイチョウが植えられているのは約1㎞、鉄道の最寄り駅からは少し離れるものの、静かな雰囲気の中でイチョウの黄葉を楽しむことができます。
多摩市のイチョウの黄葉の見頃の時期
多摩市のホームページによれば、多摩市のイチョウは色づきはじめが10月下旬~11月上旬、一番の見頃が11月中旬~11月下旬とありました。
私は11月10日過ぎと11月20日過ぎの2回、多摩市のイチョウを眺めに行っています。
11月10日過ぎは、イチョウの黄葉の見頃の始まりの頃で、色づき始めのものもありましたが青葉も数多く残っていました。
次に11月20日過ぎは、多くのイチョウが黄葉し、中にはすでに落葉したものもありました。
多摩市のイチョウの黄葉の見頃の時期は、多摩市のホームページのとおりだとしても、その年の天候や植えられている場所によって違いがあるようです。
何れにしても11月20日前後であれば、多くの年で黄葉するイチョウの景色を楽しめるのではないかと思われます。
まとめ
この記事では、私が訪ねた時の様子を折り込みながら、多摩市でイチョウの黄葉が見られる場所や見頃の時期をお伝えしました。
特にイチョウは多摩市の木になっているため、市内の所々に街路樹としてイチョウが植えられています。
ただ多摩市はイチョウだけでなく、さまざまな種類の紅葉・黄葉する樹木が街路樹になっています。
たとえば、ケヤキ・モミジバフウ・トウカエデ・ユリノキ・すずかけの木・アオギリ・メタセコイアなどがあり、少し歩くだけで様々な色づく樹木が視野に入ってきます。
多摩市は多摩丘陵にあるだけに起伏に富んでいますが、東京都内でこれだけまとまった数の紅葉する街路樹を眺められる場所は他にないと思われます。
晩秋の暖かな日に、履きなれた靴で散策に出かけてみてはいかがでしょうか。
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