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新宿中央公園は春の桜で有名ですが、桜の花が終わった頃に楽しめるのがつつじです。
この記事では、新宿中央公園でつつじが見られる場所2カ所や、それぞれの特徴を私が訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えします。
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新宿中央公園の基本情報
所在地 | 東京都新宿区西新宿2-11 |
アクセス | JR・小田急線・京王線「新宿駅」より徒歩10分 東京メトロ丸の内線「西新宿駅」より徒歩5分 都営大江戸線「都庁前駅」より徒歩1分 |
その他 | 常時開園・入園無料(一部施設は有料)・駐車場なし |
新宿中央公園は間に「ふれあい通り」という公道があります。
ふれあい通りの北側は、新宿中央公園の北エリア。
ふれあい通りの南側は、西エリアと東エリアの2つに分かれています。
なお、北エリアと西エリアは公園大橋、西エリアと東エリアは公園小橋で行き来できるようになっています。
新宿中央公園のつつじの場所と特徴 北エリアの南側
新宿中央公園でも北エリアは大きな面積を有しています。
北エリアの中央部には、新宿ナイアガラの滝や水の広場があります。
その北側には大きな芝生広場があり、春には桜の花見で多くの人が訪れる場所になっています。
ここにも、菜の花やネモフィラなど季節の花が植えられ、つつじもありますが本数は多くありません。
一方、北エリア南側の西エリアに近い場所では、まとまった数のつつじを見ることができます。
たとえば、新宿駅から徒歩で向かった場合、虹の橋を渡って入園することも多いかと思いますが、橋の両脇につつじが植えられています。
そして橋を渡ってすぐの場所に植えられているのが大久保つつじやクルメツツジ。
さらにこの区域には、ヒラドツツジなど複数種類のつつじも植えられています。
また、近くの区民の森の斜面にはたくさんのシャガ、管理事務所近くの花壇では季節の花を楽しむことができます。
大久保つつじとは
大久保つつじは本霧島という品種で、江戸時代に大久保百人町で江戸幕府の下級武士たちが栽培したのが始まりとされています。
明治時代になると都市化により植えられている場所も少なくなりますが、大正時代には群馬県館林市にある「つつじが岡公園」に植えられるようになります。
そして、平成21年に館林市から寄贈を受けて新宿中央公園に植えられたのが、現在の大久保つつじです。
なお、大久保つつじの花は一重で、鮮やかな紅色です。
新宿中央公園のつつじの場所と特徴 西エリア
新宿中央公園の西エリアは、ちびっこ広場やジャブジャブ池など子供に人気の場所です。
ここでは、主にジャブジャブ池の周辺につつじが植えられています。
つつじの本数は多くないものの、私が訪ねた時は菜の花やハナミズキが咲いていました。
ここでは、つつじと菜の花とハナミズキを合わせて楽しむことができます。
また、公園小橋を渡った東エリアには小さいながらも藤棚があります。
つつじとフジの花は概ね見頃が同じなので、西エリアとともに東エリアを訪ねるのもおすすめです。
まとめ
この記事では、新宿中央公園でつつじが見られる場所2カ所と、それぞれの特徴をお伝えしました。
新宿中央公園のつつじでもっともおすすめなのは北エリアの南側で、ここではつつじだけでなく様々な種類の花を見ることができます。
また、時間のある方は近くの西エリアを訪ねるのも良いかもしれません。
ところで、いくつかのサイトで新宿中央公園のつつじは16000本と紹介されていました。
私は、新宿中央公園と同日に新宿御苑を訪ねています。
新宿御苑の面積は58.3haで、公式情報によればつつじは3100本とされています。
新宿中央公園の面積は新宿御苑の約7分の1、新宿中央公園のつつじの本数は新宿御苑の約5倍。
これが事実だとしたら、新宿中央公園の密度は相当に高いことになります。
しかし、新宿中央公園のつつじはそれほど密度高く植えられているわけではありません。
実際に数えたわけではないので断言できませんが、新宿中央公園のつつじは少なくとも数百本はあるとしても、16000本には違和感があります。
個人的には、16000本は新宿中央公園にある樹木の全体数ではないかと思っています。
もっとも、新宿中央公園にはたくさんのつつじがあるのは確かで、同時期に楽しめる花もたくさんあります。
最寄駅から近く、無料で楽しめる新宿中央公園はおすすめのつつじの名所と言えそうです。
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