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プールで有名な川越水上公園は、プールが終わった後の初秋に園内のあちこちで彼岸花を楽しめるようになります。
この記事では、その中でも彼岸花がたくさん植えられている4つの場所。
そして私が訪ねた時の様子を折り込みながら、おすすめの巡り方をお伝えします。
川越水上公園
所在地 | 埼玉県川越市池辺880 |
面積 | 39.6ha |
休園日 | 常時開園 園内の各施設は休園日あり |
アクセス | JR川越線「西川越駅」より徒歩15分 川越駅または本川越駅よりバス、「水上公園入口」停留所より徒歩10分 |
駐車場 | あり、プール期間中2,530台(有料)・プール閉園時650台(無料) |
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目次
コース1 バーベキュー広場~遊具広場
川越水上公園の駐車場からスタートした場合、ボート池を目指し、公道に近い公園の園路を歩きます。しばらく歩くとボート池に到着、園路の反対側にはバーベキュー広場があります。
彼岸花はバーベキュー広場から入間川の土手に近い遊具広場まで、園路と園外の公道の間の垣根のような場所などに植えられています。
ここの彼岸花の数は多くありませんが、広くて整備された園路からゆっくりと眺めることができます。
コース2 水路の土手
バーベキュー広場~遊具広場を歩いていくと、ボート池が終わったところで園路が十字になっている場所があります。
一方には細い水路があり、この水路を渡れる出入口があります。
出入口を外に出ると、右側数十メートルにわたって彼岸花を見ることができますが、ここでのおすすめは出入口左側にある水路の土手です。
水路の土手は歩いていくと入間川の土手に着きますが、この土手の両側斜面の所々に彼岸花の群生を見ることができます。
出入口があったので川越水上公園ではないようにも思われましたが、マップを確認するとこの場所も公園内になっていました。
土手は舗装されていないので歩くときは少し注意が必要です。
また、土手の下に降りるような階段は見当たらなかったので、基本的には土手の上から斜面の彼岸花を眺めることになります。
ただ、彼岸花の数が多く見ごたえのあるのが、水路の土手の特徴です。
コース3 ボート池と芝生広場の間
先ほどお伝えした十字の場所に着いたら、水路とは反対側に向かいます。位置的には、ボート池と芝生広場の間にある園路で、園路とボート池の間の緩やかな斜面にたくさんの彼岸花があります。
コース4 自然林遊歩道
川越水上公園の彼岸花コース1の遊具広場付近の階段から、入間川の土手に上がります。
土手の上の道を、近くの橋(初雁橋)に背を向けて少し歩くと、土手の反対側に降りる階段と長いスロープがあります。
階段と長いスロープを降りたところに自然林遊歩道があります。
自然林遊歩道を少し歩くと、正面に舗装された道、左側には舗装されていない細い道があります。
おすすめは舗装されていない細い道です。
細い道は1㎞以上の距離があると思われますが、園路のあちこちで彼岸花の群生を見ることができます。
川越水上公園で彼岸花がもっとも多いのが自然林遊歩道で、たくさんの樹木のこもれびの中で彼岸花が美しい景色を作り出しています。
自然林遊歩道は目立たない場所にあります。まさに川越水上公園の中でも、彼岸花の隠れた名所と言えそうです。
なお、舗装されていない細い道の終わりは関越自動車道の手前になります。
ここまで来たら、次に入間川の方向に向かうと、川に近い場所に舗装された広い道があります。
この道を戻れば、自然林遊歩道を一周して先ほどお伝えした階段と長いスロープに到着します。
舗装された道沿いには彼岸花はあまりありません。
ただ、舗装されていない細い道はたくさんの彼岸花はあるものの、少し長いので疲れてしまいます。
そのような時は、この道を使えば平坦で歩きやすい道で戻ることができます。
一周すると距離は2㎞程度になります。彼岸花をゆっくりと眺めながら歩くと、1時間程度は必要になりそうです。
川越水上公園の彼岸花を眺めるおすすめのコース
ここまで、川越水上公園で彼岸花がたくさん植えられている4つのコースをお伝えしました。
川越水上公園はとても広いので、たくさんの彼岸花を効率的に眺めるのは案外と難しいかもしれません。
そこで、私が訪ねた時の経験を折り込みながら、川越水上公園の彼岸花を眺めるおすすめのコースをご紹介します。
川越水上公園の彼岸花を眺めに行かれた時の参考になれば幸いです。
なお、おすすめのコースは起点も終点も川越水上公園の駐車場とさせていただきます。
最初に向かうのはコース1です。
コース1の途中には、コース2やコース3もあるので、ご都合に合わせて訪ねるのも良いかもしれません。
コース1の遊具広場付近から入間川の土手に上がり、土手の反対側のコース4を歩きます。
コース4で歩くのは、彼岸花が数多く植えられている舗装されていない細い道です。
舗装されていない細い道を歩き、関越自動車道の手前まで来たら戻らずに、再び入間川の土手に上がります。
関越自動車道に背を向けて土手を少し歩くと、土手の反対側、川越水上公園のサッカー場とプールの間に階段があります。
4つのコースの中ではお伝えしませんでしたが、この付近の斜面にもたくさんの彼岸花があります。
階段を下りて数百メートルほど歩くと、起点になった駐車場に戻ることができます。
お伝えしたのは川越水上公園を一筆書きのように歩きながら彼岸花を眺めるコースで、所要時間は(歩き方にもよりますが)概ね1時間程度ではないでしょうか。
川越水上公園の彼岸花の見頃
私が川越水上公園を訪ねたのは、猛暑が続き埼玉県内各地の彼岸花の見頃が例年より1週間程度遅れていると言われた年の、秋分の日(お彼岸の中日)直後です。この記事の最後に、それぞれのコースの彼岸花の様子をお伝えします。
まず、見頃だったのは、コース2の水路の土手と、コース4自然林遊歩道で、この2か所ではたくさんの彼岸花が咲いていました。
既に色あせたものもありましたが、これから咲きそうなものも数多く見受けられました。
例年、彼岸花の見頃は9月中旬~下旬と言われてますが、私が訪ねた年は9月下旬~10月上旬が見頃となる気配がありました。
一方、コース3のボート池と芝生広場の間では、咲いている彼岸花がほとんどありませんでした。
よく見ると地表に顔を出しているものが数多くあったので、彼岸花がないわけではありませんが、他の場所より見頃が少し遅れそうで、私が訪ねた年は10月上旬~10月中旬が見頃となるように思われました。
彼岸花は見頃が短いので訪ねる時期に注意が必要です。
ただ川越水上公園の多くの彼岸花の見頃は、埼玉県内の彼岸花で有名な場所と概ね同じ。
テレビなどで彼岸花の様子が放送されるようになった時が、訪ねるのに良い時期になりそうです。
川越水上公園は、無料でありながらも多くの彼岸花を楽しむことができます。
また、これだけの彼岸花がありながら、それほど知名度がないためか、のんびりと過ごせるおすすめの場所と言えそうです。
ところで、川越水上公園の近くには池辺公園があります。
池辺公園は規模は小さいながらも、たくさんの彼岸花があります。お時間のある方は、合わせて訪ねてみてはいかがでしょうか。
※ お伝えした情報は記事作成時のものです。変更されている場合もあるので公式サイト等で確認のうえ、お出かけになってください。
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