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この記事では、浜離宮恩賜庭園の牡丹(ぼたん)の見ごろの時期や見られる場所。
そして牡丹と同じ時期に楽しめる花を、私自身が訪ねた時の経験を折り込みながらご紹介します。
浜離宮恩賜庭園の基本情報
所在地 | 東京都中央区浜離宮庭園1-1 |
---|---|
アクセス(大手門口) | 都営大江戸線「汐留駅」「築地市場駅」より徒歩7分 ゆりかもめ「汐留駅」より徒歩7分 JR「新橋駅」より徒歩12分 東京メトロ銀座線・都営浅草線「新橋駅」より徒歩12分 |
アクセス(中の御門口) | 都営大江戸線・ゆりかもめ「汐留駅」より徒歩5分 JR「浜松町駅」より徒歩15分 |
開園時間 | 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで) |
休園日 | 年末年始(12月29日~1月1日) |
入園料 | 一般300円、65歳以上150円、その他料金設定あり |
江戸時代に徳川将軍家の別邸であった浜御殿は、現在、東京都立文化財庭園「浜離宮恩賜庭園」として多くの人に親しまれています。
浜離宮恩賜庭園は江戸時代の風情を残しつつ、1年を通じてさまざまな花を楽しむことができます。
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浜離宮恩賜庭園の牡丹の見ごろ
私が浜離宮恩賜庭園を訪ねたのは4月中旬です。
既に多くの牡丹が咲いていました。
まだ蕾の状態のものもありましたが、既に花が終わったものもありました。
一般的に東京都内の牡丹の見ごろは4月中旬~4月下旬と言われていて、浜離宮恩賜庭園の牡丹も例外ではないと思われます。
しかし牡丹は大きな花を咲かせるため、雨や風に弱く見ごろもそれほど長くありません。
そんなことを考えると、浜離宮恩賜庭園の牡丹の見ごろは少し狭めて4月中旬。
多くの年で4月中旬に訪ねれば、美しい牡丹の花を眺めることができるのではないでしょうか。
浜離宮恩賜庭園の牡丹の場所と特徴
浜離宮恩賜庭園の牡丹は「ボタン園」に植えられています。ボタン園は、春は菜の花・秋はコスモスの花が咲き乱れる「お花畑」のすぐ近くにあります。
ボタン園は、お花畑ほどではありませんが広い面積を有していて、内部には大きな石で区切られた花壇があり、その間に園路が設けられています。
花壇の数はかなりの数造られていますが、少し驚いたのは何も植えられていない空き地になった花壇が多いことです。
過去の情報を調べると、ボタン園には千株以上の牡丹があったようですが、現在は牡丹が点在しているような感じです。
今でも100株以上の牡丹は植えられているようなので、決して少ないわけではありませんが、現状、過度の期待は禁物かもしれません。
ボタン園の牡丹が育たなかった理由は分かりませんが、下草などは処理されていたので管理は行われているはず。
将来は良い方向に変わっていくことを期待しています。
牡丹の見ごろと同じ時期に楽しめる花
牡丹の見ごろの時期、隣のお花畑に植えられていた菜の花は、見頃が終わっている可能性が高いかもしれません。しかし、浜離宮恩賜庭園には他にもたくさんの植物があり花を咲かせています。
ここでは、牡丹の見ごろと概ね同じ時期に楽しめる花をいくつかご紹介します。
八重桜
八重桜は園内複数の場所で見ることができます。
その中でもっとも多く植えられているのは、園内の横堀と東京湾の間に設けられた園路沿いです。
ここには数種類の八重桜が、合わせて20本~30本植えられています。
八重桜の花が咲く時期は牡丹より少し早いようですが、牡丹とともに八重桜も楽しめるかもしれません。
フジ
浜離宮恩賜庭園に藤棚は2か所あります。
一つは、花木園のすぐ近くです。
浜離宮恩賜庭園には大手門と中の御門の2つの入園口があります。何れからも花木園は近く、花木園の手前に藤棚はあります。
もう一つは、潮入りの池にかかる「お伝い橋」です。お伝い橋の途中には、小さいながらも3つの藤棚があります。
藤の数や周囲の景色の美しさを考えると、お伝い橋のフジがよりおすすめです。
つつじ
つつじは園内各所に植えられています。
花木園
花木園にはたくさんの種類の植物が植えられていて、牡丹の咲く時期にもさまざまな花を楽しむことができます。まとめ
この記事では、浜離宮恩賜庭園の牡丹の見ごろの時期や見られる場所。そして、牡丹の見ごろと概ね同じ時期に楽しめる花をご紹介しました。
現状、浜離宮恩賜庭園の牡丹については若干寂しい印象があります。
しかし、浜離宮恩賜庭園にはさまざまな植物があり花を咲かせています。
ご紹介した以外でも、ドウダンツツジやヤマブキなど低木の花木、アヤメやシランなどの草花が花を咲かせていました。
浜離宮恩賜庭園の牡丹の見ごろの時期には、他にもたくさんの美しい花を楽しむことができそうです。
なお、浜離宮恩賜庭園から徒歩約15分ほどの場所には旧芝離宮恩賜庭園があり、ここにも牡丹が植えられています。
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