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この記事では、隅田公園あじさいロードの紫陽花の場所や見ごろの時期を、私が実際に訪ねた時の経験を交えてご紹介します。
隅田公園は名前のとおり隅田川沿いにある公園で、特徴的なのは隅田川の左岸(上流から見て左側)にも、右岸にも隅田公園という名前の公園があることです。
隅田川左岸は墨田区向島、右岸は台東区浅草・花川戸・今戸になります。
この中であじさいロードがあるのは、隅田川右岸の東京都台東区側です。隅田公園のあじさいを見に行くときは台東区側を訪ねるのがおすすめです。
それでは次にあじさいロードの概要をお伝えします。
隅田公園(台東区側)へのアクセスなど
アクセス | 東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩5分 東武伊勢崎線「浅草駅」より徒歩5分 都営地下鉄浅草線「浅草駅」より徒歩7分 |
---|---|
料金 | 無料 |
開放時間 | 常時開放 |
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目次
隅田公園あじさいロードとは
隅田公園のあじさいは、2008年に「アジサイ株主」を募って造られたものです。現在は約1万株のあじさいが、浅草駅近くの吾妻橋入口から隅田公園内の山谷堀広場までの約2kmに植えられています。
ところで私が訪ねた時、まず疑問に思ったのがあじさいロードの場所です。
私が見落としただけかもしれませんが、隅田公園に入ってもあじさいロードの案内板を見つけることはできませんでした。
また、吾妻橋入口から山谷堀広場までの距離を測ってみると、直線距離で1㎞もありません。
どうやらあじさいロードとは、あじさいが植えられている場所の近くにある園路などの総称のようです。
隅田公園であじさいが植えられている場所と種類
隅田公園は隅田川沿いにある公園なので、隅田川沿いにたくさんのあじさいが植えられていると思いがちです。しかし、隅田川沿いは護岸がしっかりと行われていて、あじさいはありません。
では、隅田公園のあじさいはどこにあるのかというと、隅田川とは少し離れた園内、あるいは隅田公園と隅田川の反対側にある公道(助六夢通りなど)の間の歩道です。
隅田公園に植えられているあじさいの種類はアナベル、ウズアジサイ、ガクアジサイ(スミダノハナビ)、ホンアジサイなど約10種と言われています。
それぞれの植えられている位置をお示しすると次の通りです。
アナベル | 隅田公園入口(吾妻橋の近く) |
---|---|
ウズアジサイ | 吾妻橋から歩き東武スカイツリーライン鉄橋の手前 |
スミダノハナビ | 吾妻橋から歩き公園管理事務所手前 |
ホンアジサイ | 少年野球場付近 |
隅田公園であじさいの見ごろの時期
あじさいは品種によって、見ごろの時期が少し変わります。私が隅田公園を訪ねたのは6月下旬です。
上記の品種についてみると、まだまだすべての品種のあじさいが咲き誇っていました。
ただ、アナベル以外は見ごろを少し過ぎたあたり。アナベルは見ごろの時期でした。
隅田公園のあじさいは株数が多いこと、また1日中日光が当たる場所もあれば、半日陰の時間帯が多い場所もあります。
そのため、他の場所よりもあじさいを楽しめる期間は長いのかもしれません。
ただ全般的に見ごろの時期を考えると
アナベル以外は、6月初旬~6月中旬。
アナベルは、6月中旬~6月下旬。
その年の天候によって見ごろの時期もずれますが、6月中旬であれば多くのあじさいを楽しめそうです。
隅田公園のあじさいで気になった点
隅田公園には約1万株のあじさいがあります。この点だけを見ると、隅田公園は東京都内のあじさいの名所と言えそうです。しかし、隅田公園のあじさいはマスコミに登場する機会も少ないようですし、若干ですが批判的な意見も見受けられます。
ここでは、私が訪ねたときに感じ取ったことを2点ご紹介します。
あじさいの生育にバラツキがある
隅田公園にあじさいが植えられるようになってから既に10年以上経過しています。大株に育ったあじさいが多いのも確かですが、一方では小さな株や花をつけていない株もありました。
小さな株は生育が悪いためなのか、あるいは最近になって植えられたものなのかは分かりませんが、他のあじさいの名所と言われる場所と比べるとバランスの悪さを感じました。
隅田川とあじさいを同時に眺めることが難しい
先にご紹介した通り、隅田公園のあじさいは隅田川沿いにはほとんどありません。歩いていると、一部の場所で隅田川とあじさいを同時に視野におさめられる場所はあるものの、写真などでこの2つを同時におさめられる場所はないように思われます。
隅田公園のあじさいは、隅田川とあじさいを同時に楽しむのではなく、それぞれ別に楽しむと考えるのが無難です。
さいごに 隅田公園あじさいロードのおすすめポイント
この記事では、隅田公園であじさいが植えられている場所と種類、見ごろの時期、気になった点などご紹介してきました。
さいごに、隅田公園あじさいロードのおすすめポイントをご紹介します。
まず、隅田公園を純粋に楽しみたい場合は、隅田川とあじさいの景色を別々に楽しむことがおすすめです。
隅田公園入口の吾妻橋から隅田公園内の山谷堀広場までの距離は概ね1㎞です。
浅草駅を降りたら、まずあじさいロードのあじさいを眺めながら山谷堀広場付近まで歩き、そこから折り返して隅田川沿いを歩き隅田公園入口へ戻る。
これだと歩く距離は2㎞程度で、ゆっくりと散策しても1時間以内で両方の景色を楽しむことができます。
次に隅田公園があるのは、東京都内でも有数の繁華街浅草のすぐ近くです。
隅田公園で隅田川の景色や見ごろの紫陽花を楽しみながら歩き、山谷堀広場付近から浅草寺などに向かうことも可能です。
この場合、隅田川とあじさいが咲いている場所を移動することになります。
しかし隅田公園は細長い公園なので、隅田川とあじさいを交互に眺めるような移動をしても歩く距離が大きく増えることはないと思われます。
私は、隅田公園近くにあり以前から訪ねてみたかった今戸神社や待乳山聖天で参拝し、とても充実した一日を過ごすことができました。
隅田公園のあじさいについては、名所ということに異を唱える方がいますし、私もそのことを完全に否定することはできません。
それでも隅田公園のあじさいロードは十分に楽しめますし、近くには魅力的なスポットも数多くあります。
隅田公園のあじさいと〇〇。複数の目的をもって訪ねるのがおすすめと言えそうです。
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