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この記事では、東京都青梅市にある塩船観音寺や隣接する霞丘陵自然公園で、紫陽花が植えられている場所や特徴をお伝えします。
塩船観音寺は春のつつじで知られていますが、初夏には紫陽花を楽しむことができます。
また、塩船観音寺の東側にある霞丘陵自然公園でも、たくさんの紫陽花を見ることができます。
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塩船観音寺の紫陽花
塩船観音寺とは
塩船観音寺は650年頃に創建された真言宗醍醐派の別格本山で、ご本尊は十一面千手千眼観世音菩薩です。また、本堂・仁王門・阿弥陀堂は国の重要文化財に指定されている他、東京都や青梅市指定の有形文化財も多数あります。
所在地 | 東京都青梅市塩船194番地 |
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アクセス | JR青梅線「河辺駅」より徒歩35分 JR青梅線「河辺駅」よりバス、塩船観音入口下車徒歩10分 |
駐車場 | あり |
塩船観音寺の紫陽花の場所と特徴
塩船観音寺では、仁王門の近く、あるいは塩船平和観音に向かう参道沿いにも紫陽花が植えられていますが、もっとも多くみられるのは「あじさい園」です。あじさい園の入口は、本堂の右側にあります。
本堂の右側に小さな「あじさい園」と書かれた看板があり、入っていくとたくさんの紫陽花を見られるようになっています。
あじさい園に植えられている紫陽花の株数は分かりませんが、数百株はあるように思われます。
あじさい園の紫陽花には大きな特徴があります。
それは、ここの紫陽花は青と白が圧倒的に多いことです。
紫陽花は土壌が酸性だと花色が青くなるので、その影響かもしれません。
また、白は色素を持っていないので、土壌によって色が変わることはないとされています。
白の紫陽花としては、カシワバアジサイやアナベルがあります。
とりわけ、花穂(かすい)がピラミッドのような形になるカシワバアジサイの群生は魅力があります。
なお、あじさい園の道は整備されているものの舗装されているわけではなく、一部に道幅が狭い場所があり起伏もあります。
特に雨が降った後は滑りやすい場所もあるようなので、滑りにくく履きなれた靴で行かれるのがおすすめです。
霞丘陵自然公園の紫陽花
霞丘陵自然公園とは
所在地 | 東京都青梅市塩船~小曽木 |
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駐車場 | なし |
霞丘陵自然公園は中央部が窪地になっています。
一方、公園の西側・北側・東側は小高くなっていて、西側に塩船観音寺の敷地があります。
霞丘陵自然公園の紫陽花の場所と特徴
塩船観音寺のあじさい園の道を進んでいくと、金網のフェンスがあります。フェンスはイノシシの侵入を防ぐため設置されたもので、ここが塩船観音寺と霞丘陵自然公園の境界なのかもしれません。
もっともフェンスには扉があるので、ここから霞丘陵自然公園に入っていくことができます。
塩船観音寺から霞丘陵自然公園に入ると下り坂があり、その両脇の斜面や、下った窪地のような場所にたくさんの紫陽花が植えられています。
霞丘陵自然公園に植えられている紫陽花の株数は分かりませんが、塩船観音寺と同じく数百株はあるように思われました。
また、紫陽花の色も塩船観音寺と同じく、青の紫陽花と白の紫陽花が大部分を占めています。
もっとも、塩船観音寺と比べると青の紫陽花の割合が多いのが特徴的です。
霞丘陵自然公園の紫陽花は、自然公園であるだけにさまざまな植物が自然に近い状態で育てられています。
青色の紫陽花が多いとは言っても、他の植物もあり、下草もたくさんあります。
そのため、一面が青の景色ということにはなりませんが、それでも青色の紫陽花の群生は目立ちますし、野趣を感じ取ることができます。
まとめ
この記事では、塩船観音寺と霞丘陵自然公園の紫陽花の場所や特徴をお伝えしました。
ところで、塩船観音寺はつつじの季節には入山料が必要で、駐車場も有料になりますが、紫陽花の季節はそうした費用は掛からないようです。
塩船観音寺と霞丘陵自然公園の紫陽花は見ごたえがあり、初夏の景色を楽しむのにおすすめの場所です。
ところで、6月頃に見頃を迎える花にハナショウブがあります。
そして、塩船観音寺から徒歩15~20分の場所には、ハナショウブで有名な吹上しょうぶ公園があります。
吹上しょうぶ公園では、ハナショウブの見ごろの時期に「吹上はなしょうぶまつり」が開催されています。
吹上はなしょうぶまつりの開催期間中に、吹上しょうぶ公園を訪ねればたくさんのハナショウブを眺めることができます。
また、塩船観音寺や霞丘陵自然公園では、たくさんの紫陽花を楽しむこともできます。
ハイキングを兼ねて、お出かけになってはいかがでしょうか。
※ ご紹介したのは記事を書いている時点での情報です。今後、内容が変わることもありますがご了承ください。
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