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埼玉県本庄市にある長泉寺は、骨波田の藤(こっぱたのふじ)で知られています。
しかし、長泉寺では骨波田の藤だけでなく、他にもたくさんのフジが大切に育てられています。
この記事では、長泉寺のフジの見頃や、フジの咲く時期の魅力を私が訪ねた時の様子を折り込みながらお伝えします。
長泉寺とは
所在地 | 埼玉県本庄市児玉町高柳901 |
開園期間 | 4月下旬~5月上旬(藤開花期間中)午前8時~午後6時 |
入場料 | 大人(中学生以上)500円・小学生以下無料・その他料金設定あり ※ 料金はフジの開花状況で変動。 |
アクセス | JR八高線児玉駅より徒歩60分 |
駐車場 | あり(約100台) |
※ お伝えしている情報は記事作成時のものです。変更されている場合もあるので公式サイト等で確認のうえ、お出かけになってください。
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骨波田の藤
骨波田の藤と言われるフジは推定樹齢650年のムラサキナガフジで、昭和34年に埼玉県の天然記念物に指定されています。
ムラサキナガフジは名前の通り花房が長いのが特徴で、骨波田の藤も1m前後の長い花房になります。
なお、骨波田の藤の名前はこのあたりの地名が骨波田だったことに由来しています。
長泉寺のフジ
長泉寺のフジでもっとも有名なのは骨波田の藤ですが、長泉寺には藤棚が8つあり総棚面積2500㎡、フジも8種類あります。
そのため、見頃の時期には白・ピンク・濃い藤色・淡い藤色などさまざまな花色を楽しむことができます。
また、長泉寺のフジの中には樹齢250年、350年を超えるとされる古木もあります。
長泉寺のフジの見頃
私が長泉寺を訪ねたのは5月初めの平日でした。
入場料を払って境内に入ると目の前に藤棚はありましたが、この付近のフジは見頃の終り。
一部は花が残っていたものの、多くは花が散っていました。
少し心配になりましたが、本堂に近づくにつれて様相が大きく変わってきます。
本堂の前にある骨波田の藤はまさに満開、すぐ近くにある樹齢270年の白いフジも同じく満開で、角度によっては白と藤色のフジの花を合わせて楽しむことができました。
フジの花は見頃が短いのが特徴で、長泉寺入口付近のフジは早咲き、本堂近くの骨波田の藤は長泉寺のフジの中では遅咲きであったようです。
フジの花の見頃に訪ねるのは案外と難しいものですが、私が訪ねた年はゴールデンウイーク中はフジの花を楽しめそうな気配がありました。
長泉寺のホームページでは開花情報の案内もあるようなので、この情報を参考に訪ねるのがおすすめです。
まとめ
この記事では、骨波田の藤がある長泉寺のフジの見頃などをお伝えしました。最後に長泉寺のフジの咲く時期の魅力をお伝えします。
まず、骨波田の藤は埼玉県内でも有名で手入れも行き届いています。
フジの花は丁寧に管理しないと花を楽しむのが難しい花木ですが、長泉寺のフジは毎年美しい花を楽しませてくれます。
また、長泉寺の山門の上からは周囲の景色が見渡せますし、本堂とフジも美しい景色を作り出しています。
長泉寺では、公園などでは見られない景色を楽しむことができます。
私が長泉寺を訪ねたのは、ゴールデンウイーク期間の平日の午前10時過ぎです。
着いた時はそれほどの人はいませんでしたが、時間の経過とともにたくさんの人が訪れ、帰るときは満車ではないものの駐車場に多くの車が停まっていました。
アクセス便利とは言えない場所ですが、骨波田の藤はそれだけ見ごたえがあります。
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