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ところざわのゆり園2019の開園情報! 市民まつりも開催される

ところざわのゆり園の風景

この記事では、埼玉県所沢市にある「ところざわのゆり園」の2019年の開園情報を中心にご案内をしていきます。

ところざわのゆり園を運営するのは西武鉄道株式会社で、百合の開花時期に開放されるところざわのゆり園は有料の施設です。

もっとも、ところざわのゆり園については所沢市が後援していて、開園期間中には「ところざわのゆり園市民まつり」も開催されています。

広大な敷地にあるたくさんの百合の花。駅からも近くアクセスもとても便利です。

ぜひ、訪ねてみてはいかがでしょうか。

私もところざわのゆり園を訪ね、とても楽しかった思い出があります。

この記事では、その時の感想なども少し入れながら、2019年のところざわのゆり園の開園情報などをお伝えしていきます。

2019年のところざわのゆり園の開園情報

営業期間2019年6月1日(土)~7月7日(日)
営業時間午前9時~午後5時(最終入園は午後4時30分)
入園料おとな(中学生以上)1,100円
こども(4歳~小学生)350円
※ 営業期間・営業時間は、開花状況や天候により変更される可能性があります。
※ 障がい者手帳・介護手帳提示による入園料の割引があります。
※ シニアカップルプランなど入園料の割引があります。
※ 犬も入園することができます。(無料)

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ところざわのゆり園の所在地・アクセス

所在地埼玉県所沢市上山口2227番地
アクセス西武狭山線・西武山口線「西武球場前駅」下車徒歩3分
駐車場メットライフドーム駐車場(有料)
ところざわのゆり園は以前は「ユネスコ村」があったところです。

その後、ユネスコ村大恐竜探検館が誕生しましたが、探検館が閉館となり「ところざわのゆり園」として再出発をしています。

ところざわのゆり園があるのは西武球場前駅より徒歩で3分の場所。

西武球場前駅よりなだらかな坂を上がるとすぐにところざわのゆり園の入り口に到着をします。

また駅名は西武球場前駅なので、駅の改札をでるとすぐ目の前に「メットライフドーム」があります。

そのため西武球場前駅周辺には、3か所のメットライフドーム駐車場があります。

もっともメットライフドームで、野球などのイベントがあるときは大混雑。また、土曜日や日曜日なども混雑する可能性があります。

私自身の経験を言えば西武ライオンズの公式戦を見るために車で行ったことがあります。

行くときは道路の混雑もなく、比較的容易にたどり着くことができました。

しかし、帰りは多くの人が一斉に帰路につきます。

駐車場を出るだけで数十分かかり、さらには所沢市街に入るまでに1時間以上の時間がかかってしまった記憶があります。

所沢駅から西武球場前駅まではたった2駅。電車ならば10分もかかりません。

イベントのない平日ならば車でも問題ありませんが、イベントのある日や土曜日・日曜日は電車で訪ねるのが無難なようです。

ところざわのゆり園の特長

ところざわのゆり園に咲く黄色いユリ
ところざわのゆり園の敷地面積は約30,000㎡、狭山丘陵の地形をそのままに活かした施設になっています。

ところざわのゆり園には2つの散策路があります。

一つは園内を一周できる約1kmの自然散策コース

もう一つは入り口から芝生の休憩所まで続く約150mのらくらく鑑賞コースです。

ところざわのゆり園は園内各所にたくさんのユリが植えられています。

また、ところざわのゆり園は起伏に富んでいるため、ある場所ではゆりを見下ろして鑑賞する。逆にある場所ではゆりを見上げて観賞する。

ところざわのゆり園は、さまざまな角度からたくさんの種類を鑑賞できる面白さがあります。

ビュースポットが多いので、入園している多数の人が、思い思いの場所で写真撮影をしています。

ただ、起伏に富んでいるということは足の不自由な方や車いすの方には鑑賞が難しいのも事実です。

そこで設けられているのが、約150mのらくらく鑑賞コース。入口を入るとしばらくは整備された歩道が続き、それは150m先の芝生の休憩所まで続きます。

らくらく鑑賞コースの途中には、多目的トイレや売店などもあります。またらくらく鑑賞コースは園内の高い場所にあるので、様々に咲いた百合を眼下に見下ろすことができます。

歩くのが困難な方でも十分に楽しめるのが、ところざわのゆり園の大きな特長です。

ところざわのゆり園のユリの特長

ところざわのゆり園に咲く赤いユリ
ところざわのゆり園には50種、約45万株のユリが植えられています。

種類が多いのが、ところざわのゆり園の特徴ですが、大きく分類するとところざわのゆり園にふる百合は「すかしゆり」と言われる品種と、ハイブリッドと言われる品種の2つに大別することができます。

すかしゆりとハイブリッドは、咲く時期に若干の違いがあります。長い期間、美しく咲いた百合を楽しめるのもところざわのゆり園の特長です。

すかしゆりとは

すかしゆりは花びらと花びらの間に隙間があり、その隙間から向こうが見えることからすかしゆりという名前がつけられています。

高さは60センチ程度で、花は一般的に上向きに咲きます。

ハイブリッドとは

ハイブリッドは日本語で交配。交配されて生まれた百合を総称してハイブリッドと称しています。

ハイブリッドに属するユリはたくさんの品種がありますが、ところざわのゆり園のハイブリッドはすかしゆりよりも草丈が高く、花は大輪で下向きに咲き、芳香のあるものが多いという特徴があります。

また、咲く時期はすかしゆりが早く、すかしゆりが最盛期を過ぎたころに、ハイブリッドが咲き始めます

ところざわのゆり園で開催される市民まつり

ところざわのゆり園では次のとおり「ところざわのゆり園市民まつり」が開催されます。

 
期日2019年6月15日(土)・16日(日)
入園料(割引)おとな(中学生以上)550円
こども(4歳~小学生)300円
割引は所沢市に在住・在勤・在学の方が対象で、証明するものを入園券売場へ提示することで割引が受けられます。

なお、割引が受けられるのは本人のみです。

まとめ

ところざわのゆり園に咲く赤と白のユリ
この記事では、ところざわのゆり園の開園情報を中心に、アクセスや特徴などについてご案内をしてきました。

ところざわのゆり園は、百合の開花期だけに開放される有料の施設です。

ところで、最近は百合の群生を楽しませてくれる施設がいくつか生まれています。

もっともその多くは冬はスキー場で、雪のない時期に百合で観光客を誘致するというタイプが多いようです。

つまり、東京やその近郊ではなかなかお目にかかれないのが百合の群生です。

ところが、ところざわのゆり園は都心から近い場所にあり、さらに駅からすぐ着くことができる。

アクセスがとても便利で、しかも広い敷地でゆっくりと楽しめるのが、ところざわのゆり園の大きな特徴です。

また有料の施設ということは、それだけしっかりと整備されていることを意味しています。私もところざわのゆり園を訪ねたとき、約2時間、百合を眺めて過ごしています。

また、帰りには入り口近くで販売されていた百合の苗を買い求めて帰路につきました。これも思い出の一つになっています。

狭山丘陵の地形を活かして造られた、ところざわのゆり園は起伏に富んでいます。重装備は必要ありませんが、滑らない靴で行くことがおすすめです。

そして、この記事の最後に、ところざわのゆり園とともに訪ねておきたい場所をお伝えしておきたいと思います。

それは東村山市北山公園の菖蒲です。

菖蒲と百合は咲く時期が近く、北山公園では毎年菖蒲の咲く時期に菖蒲まつりが開催されています。

北山公園は市営の施設なので入場料は必要ありませんし、ところざわのゆり園と北山公園は割と近い距離にあるので、電車と徒歩で行き来することができます。

時間に余裕がある方、健脚の方は、東村山市の菖蒲まつりもお楽しみください。


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