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日本一、暑い街で知られる埼玉県熊谷市。その熊谷市でも、とりわけ有名な祭りが「熊谷うちわ祭」です。
熊谷うちわ祭は、例年7月19日から23日までの5日間の日程で開催されています。ただし、一般向けの熊谷うちわ祭りは、7月20日から22日までの3日間。
熊谷うちわ祭りの全体の日程そのものは5日間ありますが、観光客などが見物できるのは7月20日から22日までの3日間になります。
そこで、まずは2019年の熊谷うちわ祭の日程を曜日込みでご案内します。
1日目 2019年7月19日 金曜日
2日目 2019年7月20日 土曜日
3日目 2019年7月21日 日曜日
4日目 2019年7月22日 月曜日
5日目 2019年7月23日 火曜日
見物に適しているのは、2日目から4日目までの3日間。
2019年の場合、2日目と3日目は週末に当たるので、割と見物がしやすい日程と言えそうです。
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熊谷うちわ祭の歴史
熊谷うちわ祭は、愛宕八坂神社の例大祭。神社では1年を通じて様々な祭祀が執り行われますが、その中でも例大祭は最も重要な行事の一つとして知られています。
熊谷の愛宕八坂神社の例大祭である熊谷うちわ祭の起源は、江戸時代にまで遡ります。
愛宕八坂神社の例大祭は、元々疫病除けを祈願する祭礼で、赤飯を炊いて疫病除けを祈願するものでした。
この赤飯が後にうちわに代わったことから、熊谷うちわ祭と称されるようになりました。
現在の熊谷うちわ祭は、12台の山車などがお囃子とともに市街地を巡行します。
その景観は華麗で壮大なもの。そのため、熊谷うちわ祭は関東一の祇園祭とも言われています。
熊谷うちわ祭の日程と行事
それでは、熊谷うちわ祭の日程と行事を簡単にご紹介します。ただし、各行事の日程などは変更されることもありますのでご注意ください。
1日目 7月19日
遷霊祭(せんれいさい) ⇒ 非公開2日目 7月20日
渡御発輿祭(とぎょはつよさい)、途上奉幣祭(とじょうほうへいさい)、 渡御着輿祭(とぎょちゃくよさい) 、初叩き合い(はつたたきあい)。熊谷うちわ祭の2日目は神輿が市内を巡行する行事があります。それが、渡御発輿祭、途上奉幣祭、渡御着輿祭の順に行われる一連の行事で、2日目の最後に、初叩き合いが行われます。
初叩き合いとは、市内各所から出発をした山車や屋台が熊谷駅に集結。熊谷駅前に集結した山車や屋台が一列に整列し、一斉に囃子を競うものです。
初叩き合いが行われるのが午後7時頃。初叩き合いは勇壮で華やかにことから、たくさんの人が訪れます。
3日目 7月21日
巡行祭(じゅんこうさい) 、巡行叩き合い(じゅんこうたたきあい)。午後1時から午後4時にかけて行われる巡行祭では国道17号を中心に山車や屋台が巡行します。
その後、午後6時頃から熊谷市の八木橋デパート前に山車や屋台が集結。たたき合いを行います。
4日目 7月22日
行宮祭(あんぐうさい) 、曳合せ叩き合い(ひっあわせたたきあい)、 年番送り(ねんばんおくり)、還御発輿祭(かんぎょはつよさい)。この中で特に人気が高いのは曳合せ叩き合いです。
曳合せ叩き合いが始まるのは午後8時頃。
お祭り広場(市役所通りと、星川通りが交差する交差点が「お祭り広場」になります。)に山車・屋台が集結し、曳合せ叩合いが行われ、勇壮な囃子が会場を盛り上げます。
5日目 7月23日
還御着輿祭(かんぎょちゃくよさい)御輿が本宮に戻り熊谷うちわ祭も終了します。
さいごに
日本一暑い街「熊谷」で、最も暑い時期に繰り広げられるのが「熊谷うちわ祭」です。
熊谷うちわ祭の日程は5日間ありますが、一般に見学できるのは、5日間のうちの2日目から4日目まで。
その中で、特に壮麗なのは4日目の夜。市内のあちこちを巡行していた山車などが、4日目の夜になるとお祭り広場に集結します。
山車などの壮麗さ、お囃子の賑わい。さらに数万人に及ぶ見物客の熱気。なんといっても熊谷うちわ祭のクライマックスと言えるのは4日目の夜になります。
2019年の場合でいうと、4日目の夜は2019年7月22日の月曜日です。天気さえ良ければ、今年も最高のクライマックスを体験できそうです。
熊谷うちわ祭は見どころも多く、地元の人だけでなく多くの観光客が訪れます。
毎年、熊谷うちわ祭の時期は会場も電車も大混雑。見学を考えている方は、事前に情報を収集したうえで、行かれることをおすすめします。
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