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軍師官兵衛視聴率低迷の理由は黒田官兵衛演じる岡田准一にあり

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「軍師官兵衛視聴率低迷の理由は黒田官兵衛演じる岡田准一にあり」、ちょっと刺激的なタイトルですね。

ここでは、まず今年の大河ドラマ「軍師官兵衛」の視聴率について振り返ってみたいと思います。

2014年1月5日に始まった「軍師官兵衛」は、4月13日までに15回が放送されています。

初回の視聴率は18.9%。

しかしながら視聴率が18%を超えたのは、初回と3回のみ。

視聴率は段々と低くなっており、3月30日の13回目の視聴率は12.9%。

4月13日の15回目は14.9%と持ち直してはいますが、全体的に見ると視聴率は低落傾向にあり、大河ドラマの視聴率としては低迷しているといわれても仕方のないことかもしれません。

もっとも、昨年の大河ドラマ「八重の桜」についても視聴率低迷がいわれていました。

そこで、昨年と今年の大河ドラマを比較すると、視聴率的にはほぼ同じ。

たとえば、「八重の桜」第15回目の視聴率は14.2%、軍師官兵衛の第15回目は14.9%

これまでの視聴率の動きを見ていると、昨年の「八重の桜」と今年の「軍師官兵衛」似通っているようです。

少なくとも一昨年の大河ドラマ「平清盛」の第15回目は12.7%ですから、「八重の桜」も「軍師官兵衛」の視聴率はそれよりはるかに良いのではないでしょうか。

「八重の桜」の年間視聴率は14.6%ですから、「軍師官兵衛」も同程度の視聴率は期待できそうです。

もっとも最近の大河ドラマ、たとえば2008年の「篤姫」の年間視聴率は24.4%、2009年の「天地人」の年間視聴率は21.2%ですから、それと比較すると視聴率低迷といわれても仕方がないのかもしれません。

では、どうして「軍師官兵衛」の視聴率が低迷しているのでしょうか。

その理由としては、黒田官兵衛の知名度が低い、登場人物が多すぎて理解ができないなど挙げられます。

もちろん、そうしたことも視聴率低迷の理由でしょうが、もっと大きな理由、それが黒田官兵衛を演じる岡田准一にあるように思われます。

岡田准一はジャニーズ事務所のV6に所属するアイドル。

しかし、現在はアイドルというよりも俳優に軸を移し活躍をしています。

もちろん、イケメンで演技もうまい、俳優としても十分に活動をしていける人です。

しかし、「軍師官兵衛」で岡田准一が演じているのは主人公の黒田官兵衛。

黒田官兵衛は、軍師という冠がつけられている通り、一時期、天下をとった豊臣秀吉の懐刀として活躍していました。

そして、その活躍の仕方は武功を挙げるというよりも、策略家として豊臣秀吉を支えていました。

策略家は決してきれいごとだけでは務まりません。

むしろ腹黒い人物といわれる、それが策略家であり、軍師ということになります。

そのように考えると岡田准一は演技は巧いものの、黒田官兵衛としてはさわやかすぎます。

黒田官兵衛は知名度が低いと書きましたが、歴史好きの人なら絶対といっても過言ではないほど知名度の高い人物です。

さらに歴史好きの多くが、黒田官兵衛はさわやかさだけが取り柄ではないことを、イメージとして持っています。

そのイメージからすると、黒田官兵衛と岡田准一はかなりかけ離れているようにも思えます。

「軍師官兵衛」が始まったころ、岡田准一の黒田官兵衛がさわやかすぎることに対しての批判があったようですが、それこそ軍師官兵衛視聴率低迷の大きな理由になっているのではないでしょうか。

果たして、今後、岡田准一演じる黒田官兵衛は、軍師らしい狡さを出してくることはあるのでしょうか。

そこで、気になるのが1582年に織田信長が横死した本能寺の変です。

本能寺の変で、毛利氏より先に織田信長の死を知った羽柴秀吉は急いで毛利氏と和睦を結ぼうとします。

その時に、黒田官兵衛は羽柴秀吉に対してあまりにも有名な言葉を投げかけています。

その内容は、羽柴秀吉に織田信長の仇を取り、織田信長の仇を討つことによって羽柴秀吉が織田家を踏み越えて、天下人になるように勧めるというものです。

これが史実がどうかは別ですが、黒田官兵衛の言葉としてはあまりにも有名なので、「軍師官兵衛」としても避けては通れない台詞のように思われます。

この言葉に従って、羽柴秀吉は実際に天下人になりますが、こうした策略は単にさわやかさだけでは語れないもの、そこに策略家らしい黒田官兵衛を見ることができます。

また、羽柴秀吉は黒田官兵衛の言葉を聞き入れはしたものの、羽柴秀吉が黒田官兵衛の策略を恐れ、黒田官兵衛に疑いを持ち、黒田官兵衛を遠ざけるきっかけとなった言葉とも言われています。

そのように考えると、岡田准一演じる黒田官兵衛がこの台詞をどのように語ろうとするのか。

大河ドラマの黒田官兵衛が単にさわやかな人物として描かれるのか、あるいは策略家としての腹黒さも見せてくれるのか、大きな分岐点になるように思われます。

本能寺の変、どうやらもうすぐのようです。


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