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井上尚弥とは 最速でWBC世界ライトフライ級王者になったボクサーの逸話

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すごいプロボクサーが現れました。

その名前は、井上尚弥。

井上尚弥選手は4月6日にWBC世界ライトフライ級タイトルマッチで王者 アドリアン・エルナンデスと対戦。

見事、6回2分54秒TKO勝ちをおさめ、WBC世界ライトフライ級王者になっています。

ところで、井上尚弥選手は王者になったことで、2つの記録を樹立しています。

まず、一つはプロボクサーとして6戦目で王者になったこと。

これは、これまでの記録、7戦目にして王者になった井岡一翔選手より1試合早い最速記録になります。

また、それだけではありません。

2つ目は、井岡一翔選手の叔父である井岡弘樹氏が持つ記録ですが、井岡弘樹氏がプロボクサーになってから王者になるまでに要したラウンド数は44。

井上尚弥選手はWBC世界ライトフライ級王者に挑戦する直前までに要したラウンド数は30ですから、今回の6ラウンドをプラスしても、その数は36。

試合数では3年ぶり記録塗り替えであり、ラウンド数については何と27年ぶりの記録塗り替えとなっています。

では、試合数でもラウンド数でも、最速でWBC世界ライトフライ級王者になった、井上尚弥選手とはどのような選手でしょうか。

井上尚弥選手は1993年4月10日生まれの20歳。

ボクシングを始めたのは小学校1年の時。

父がアマチュアボクサーであったことから、早いころからボクシングなじんでいます。

そして、高校時代にはインターハイや国体などでも活躍、特に高校3年生の時にはいわゆるアマチュア7冠を達成しています。

ロンドンオリンピックへの出場はかなわなかったものの、アマチュアボクシングで優秀な成績を収めた後、2012年には大橋ボクシングジムに入門を果たします。

プロボクサーにはいわゆるビッグマウスといわれる選手の多いのが特徴ですが、井上尚弥選手も入門時に最速で世界王者になると宣言をしています。

さて、プロデビューを果たした井上尚弥選手は、これまで5試合を戦っています。

2012年10月のプロデビュー戦では、早くも東洋太平洋ミニマム級のランカーと対戦して、4回KO勝利。

2戦目は2013年1月、タイ・ライトフライ級王者と対戦し、1回KO勝利。

3戦目は2013年4月、日本ライトフライ級1位と対戦し、10回TKO勝利。

4戦目は2013年8月、日本ライトフライ級王者と対戦し判定勝ち。

デビュー4戦目での日本王者獲得は、辰吉丈一郎選手とタイ記録ということで注目を浴びていますが、10月には王者を返上しています。

5戦目は2013年12月、東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦で5回TKO勝利。

5戦目での東洋太平洋ライトフライ級王者も、八重樫東とタイ記録ということで注目を浴びていますが、2014年2月には世界王者挑戦のためタイトルを返上しています。

このように特にプロデビュー後は輝かしい戦績を誇る井上尚弥選手ですが、Monster(モンスター)というニックネームの通り、さまざまな記録だけでなく、これまでにいくつもの逸話を残しているようです。

最後にその逸話のいくつかをご紹介します。

・ 4月6日の世界戦はダブルタイトルマッチ。本来のメインイベントは現在すでに王者である八重樫東選手の防衛戦であるはずですが、注目度が高いなどを理由に八重樫東選手がメインイベントの座を譲っています。

・ 大橋ジムに入門した際の契約で「強い選手と戦う。弱い選手とは戦わない」という条項があり、それが世界最速につながっています。

・プロボクサーになるための試験は非公開で行われますが、井上尚弥選手の場合は興業の中で行われ、しかもその相手は日本ライトフライ級王者でした。

・大橋ジムの会長大橋秀行会長も井上尚弥選手を絶賛。怪物的な強さでスピード、パンチ力、反射神経のすべてにおいてレベルが違う。世界王者にならない方がおかしいし、2階級から階級は制覇できると語っています。

・ プロ2戦目で、タイ・ライトフライ級王者と対戦していますが、これは対戦を予定していた世界ランカーの3選手にすべて試合を断られての苦肉の策。早くも2戦目にして世界ランカーから対戦を逃げられてしまうほど、その実力が知られていました。

上記以外にも、前述のとおり最速や最短の記録がついてくる井上尚弥選手。

WBC世界ライトフライ級王者につきましたが、今後の活躍にもさらに期待をしたいところです。

また、これだけの選手。

プロボクサーにつきもののビッグマウスも楽しみです。

そして、これからも逸話を作り続けてほしいものです。


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