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眞島秀和演じる本願寺顕如は織田信長天下統一の最大の敵

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織田信長といえば、斉藤氏、浅井氏、朝倉氏、武田氏など戦国時代まで生き延びた有力大名を次々と滅ぼし、天下統一の目前で本能寺の変により横死したことはよく知られているところです。

織田信長自身は天下統一の前に亡くなりましたが、亡くなる数年前から中国の毛利氏を攻め、そして死の直前には四国の長曾我部氏を攻めようとしていました。

歴史には「もし」というのはないと言われていますが、織田信長があと数年生きていれば、おそらく毛利氏、長曾我部氏は攻略が終わっていたであろうといわれていますし、もしかしたら越後の上杉氏、九州の島津氏、関東の北条氏、そして奥州の伊達氏も攻略していたかもしれません。

織田信長の敵といえば、こうした有力大名の名前がよくでてきますが、実は織田信長が一番苦労したのが宗教との戦い。

特に軍師官兵衛では眞島秀和演じる本願寺顕如が、織田信長天下統一の最大の敵とも言われています。

実は、織田信長の出身地である尾張の兵は弱いことで知られていました。

それなのに、なぜ、斉藤氏、浅井氏、朝倉氏、武田氏などを滅亡に追い込むことができたかというと、それは兵の性格にあるといわれています。

尾張の兵は他国の兵より必ずしも強くない。

それでも周囲の有力大名を滅亡に追い込めた理由の第一は、織田家の兵の多くが専業だったことにあります。

しかし、他国の兵は、農業に携わりながら、戦いにも赴く。

他国の兵は、平時は農業に励み、戦時は戦いに赴くのが一般的でした。

そのため、農業の繁忙期は戦いに出られないという兵としては致命的な欠点を持っていたといわれています。

たとえば、長曾我部氏の兵は一領具足という言葉で知られていますが、多くの戦国大名の兵は兵農分離をしていなかったといわれています。

それに対して織田信長の兵はその多くが専業。

尾張の兵は弱いとは言われていますが、1年中戦いができる、もちろん種子島などの新兵器を積極的に使ったことも有力大名を滅亡に追い込めた理由としては挙げられるでしょうが、何よりも兵農分離をいち早く行ったことが天下統一を早めたといわれています。

したがって、他の戦国大名を滅亡に追い込んだのは、むしろ必然ですが、この理屈が通用しなかったのが、当時の宗教です。

とりわけ眞島秀和演じる本願寺顕如は織田信長を仏敵とし、織田信長と本願寺顕如との戦いは約10年に及び、その分、織田信長の天下統一を遅らせています。

なぜ、本願寺顕如が強かったのか。

それは門徒が多く、しかも全国に散らばっていたことが挙げられます。

戦国大名の家臣とは異なり、門徒には領土をほしいという欲望はありません。

また、たとえば本願寺顕如が、一言「戦え」と言えば、門徒は自らの仕事をなげうっても仏敵と戦おうとします。

欲というものない敵は調略もできません。

本当に厄介な敵になります。

実際、本願寺顕如と織田信長の戦いは10年以上におよび、織田信長天下統一の最大の敵になっています。

織田信長と本願寺顕如が敵対したのは1568年頃、戦いが終結したのが1580年。

最後は朝廷が仲立ちして両者は和睦、本願寺顕如は石山を退去して紀伊の国に移ることになります。

和睦が成立したのが1580年、織田信長が本能寺の変で亡くなる2年前のことです。

このことを見ても織田信長の天下統一を阻んでいたのが、本願寺顕如であることがよくわかります。

本願寺顕如は大名ではありません。

したがって、戦いの最前線にでて指揮を執るということはありませんが、それだけに静の演技が要求されます。

本願寺顕如を演じるのは眞島秀和。

眞島秀和が大河ドラマに出演するのは「天地人」の豊臣秀次以来ということですが、軍師官兵衛ではどのような本願寺顕如を演じるのか、楽しみです。


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