大河ドラマやプロ野球などのスポーツについてあれこれと書いています。

竹中直人演じる羽柴秀吉は黒田官兵衛の人生に大きな影響を及ぼす

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今年の大河ドラマの軍師官兵衛。

ここまでは、軍師官兵衛の主人公である黒田官兵衛の人生が急ピッチで描かれてきました。

黒田官兵衛は57歳で生涯を終えます。

そして、現在、軍師官兵衛での黒田官兵衛は29歳頃。

あっという間に約30年が経過していますが、それは黒田官兵衛がこれから世の中に出るなによりの証。

これからは黒田官兵衛がじっくりと描かれていくことになりそうです。

ところで、黒田官兵衛は自らの力で歴史の中で躍り出たというよりも、他の強烈な光を放つ人物の影響で世の中に躍り出たような感があります。

そして、黒田官兵衛の人生に大きな影響を及ぼした人物といえば、やはり竹中直人演じる羽柴秀吉ということになりそうです。

羽柴秀吉は日本人のだれもが知っているであろう歴史上の人物。

ただ、英雄といえるかというとそうでもありません。

確かに英雄と言えるような時期もありましたが、特に天下をとってからは嫡男 豊臣秀頼への溺愛、無謀な朝鮮出兵などは、英雄というよりは暗愚な暴君で、最終的にはそのまま生涯を終えています。

大阪に住む人の多くは、現在の大阪の繁栄の礎となった羽柴秀吉(豊臣秀吉)を敬愛しているようですが、残念なことに後世の平和の仕組みを構築せずに亡くなった豊臣秀吉は、その子 秀頼の時代に滅亡をしてしまっています。

天下を取るまでの豊臣秀吉と、天下を取ってからの豊臣秀吉は、まるで別人格のようにも思えます。

そして、このことは黒田官兵衛の人生にも大きな影響を及ぼすことになります。

羽柴秀吉と黒田官兵衛が出会ったころは、立場の違いこそあれ、2人は信頼関係で結ばれます。

そして、本能寺の変で織田信長が亡くなり、羽柴秀吉が天下統一に至るまでの過程では、羽柴秀吉の家臣、軍師として黒田官兵衛は羽柴秀吉に仕え、最終的には天下統一を成し遂げます。

ところが、天下人になると状況は少しずつ変わっていきます。

天下人となり、羽柴秀吉から豊臣秀吉に名前も変えましたが、羽柴秀吉は元々武士の出ではありません。

武士の出でないということは、先祖伝来の家臣がいないことを示しています。

たとえば、豊富秀吉の後に天下を取った徳川家康は元は小さな土豪のような存在であったとはいえ、酒井、本多、大久保などたくさんの譜代の武士を抱えていました。

残念なことに羽柴秀吉にそうした存在はいません。

いるとすれば、弟の秀長、妻のおねといった程度でしょうか。

そのため、天下をとった豊臣秀吉は誰かが自分の天下を狙っているのではないかと疑心暗義に陥ります。

出会いから天下統一までは蜜月関係にあった黒田官兵衛もその例外ではありません。

天下人からその本心を疑われた黒田官兵衛は、早くも1589年、43歳のころには家督を嫡子黒田長政に譲り、羽柴秀吉の側近として仕えます。

これは、家督を譲ったので武力を行使できないということと、大名として領地にとどまっていると謀叛を疑われるが近臣としてそばに仕えていれば謀叛を疑われることはないであろうという、黒田官兵衛超一流の処世術であったように思われます。

羽柴秀吉も黒田官兵衛も人並み外れた知略を持っていたため、状況によっては蜜月関係が築けるが、状況によっては敵対関係に陥るということでしょうか。

ただ、黒田官兵衛の方は生き残り術に長けていたため、豊臣秀吉が亡くなるまで、あからさまな敵対関係にはならなかったのだと推測できそうです。

ところで、軍師官兵衛で羽柴秀吉を演じるのは竹中直人。

竹中直人が大河ドラマで羽柴秀吉を演じるのは2回目になります。

最初に演じたのは1996年、大河ドラマ「秀吉」です。

このときは主役として羽柴秀吉を演じた竹中直人。

軍師官兵衛では羽柴秀吉も重要な役どころとはいえ、あくまでもわき役。

今回、竹中直人が羽柴秀吉をどのように演じていくのか、主役の黒田官兵衛とどのような関わり合い方を見せてくれるのか、とても興味深いところです。


スポンサードリンク

関連記事

スポンサードリンク