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大相撲の遠藤が春場所で前頭筆頭 負けて強くなる負け越しに期待

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大相撲の遠藤が2014年の春場所を前頭筆頭で迎えます。

遠藤は日本大学経済学部出身。

大学在学中にアマチュア横綱と国体横綱のタイトルを得たこともあり、大学卒業後に大相撲入りしたときは、幕下10枚目格で大相撲人生をスタートしています。

では、その後の遠藤はどうだったでしょうか。

幕下格10枚目という地位は、全勝をすればすぐに十両に上がることができる地位です。

遠藤がデビューしたのは2013年の3月場所。

このときの成績は5勝2敗で、勝ち越しはできたものの全勝はならず、その後の5月場所でも5勝2敗の成績を挙げたことで、十両昇進を果たします。

そして、初十両として迎えた7月場所では14勝1敗で優勝。

わずか1場所で十両を通過し、幕内に昇進します。

最初は少しもたついたものの、出世が早いため、髷を結えない状況での幕内昇進、また四股名も本名のままで、9月場所を迎えます。

では、幕内での遠藤の成績はどうだったのでしょうか。

9月場所は9勝5敗1休場で勝ち越し。

11月場所は6勝9敗で負け越し。

しかし、2014年の1月場所では11勝4敗で勝ち越し、あわせて敢闘賞も受賞しています。

そして、春場所。

遠藤は春場所を前頭筆頭で迎えます。

先場所は前頭10枚目、春場所は前頭筆頭。

同じ前頭ですが、状況は一変します。

状況によっても異なりますが、前頭10枚目だと一般的には大関、横綱と対戦することはありません。

しかし、前頭筆頭はすぐ上の小結、関脇だけでなく、さらにその上の大関、横綱との対戦があります。

先場所は成績が良かったため、前頭10枚目でありながらも大関琴奨菊と対戦し、一方的な内容で黒星となっています。

少なくとも先場所の段階では、大関にまったく歯が立たない状況でしたが、前頭筆頭で迎える春場所は、琴奨菊だけでなく小結以上の力士とおおむね総当たりということになりそうです。

大相撲界に入ってからちょうど1年。

そのたった1年で幕下から前頭筆頭まで上り詰めた遠藤。

おそらく多くの人が勝ち越しを期待し、来場所は三役。

そして、今年中に大関昇進。

そんな期待を持っているのではないでしょうか。

もちろん、私も遠藤のさらなる躍進に期待をしています。

しかし、あえて言えば春場所については負け越しを期待しています。

その理由は、遠藤自身の相撲にまだ弱点があるように見受けられるためです。

遠藤は基本的には四つ相撲を得意とする力士です。

その体格と馬力、下半身の柔軟性から、相手力士と組めば相応の力を発揮します。

もしかしたら、その力量はすでに格上の力士と同程度の実力があるかもしれません。

しかし、押し相撲にはどうも弱いようです。

言い換えれば、現在の遠藤の相撲は、相手の突進力には弱く、攻めにも積極性が足りない、そうしたことが言えそうです。

遠藤自身も、受け身の相撲を反省しているようですが、こうした点は稽古ではなく実戦で克服するものです。

押し相撲に苦手意識を感じたままでは、三役以上に昇進できても、安定した成績を残すことは困難ですし、けがをしてしまう可能性も高くなります。

遠藤はたった1年で大きな飛躍を遂げてはいますが、必ずしも順風満帆ではありません。

相撲は負けて強くなるといわれていますが、前頭筆頭で迎える遠藤。

将来の大関、横綱を目指すためにも、逆説的な言い方ですが、春場所は負け越しに期待をしています。

大相撲春場所、どのような展開になるのでしょうか。

春場所にはたくさんの楽しみがありそうです。


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