大河ドラマやプロ野球などのスポーツについてあれこれと書いています。

鶴岡一成が阪神へ移籍 DeNAの正捕手はどうなる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年のシーズンオフ、積極的に補強を行っているのがペナントレース5位の成績に終わったDeNAです。

DeNAはシーズン後のドラフトで即戦力の投手を中心に補強し、元巨人に在籍の高橋尚成投手を獲得、さらにはFA宣言をした阪神の久保康友投手も獲得。

投手陣の弱さが最大のネックだったDeNA、少なくとも頭数だけは揃った感があります。

ただ、どう考えても当事者以外にわからないということは往々にしてあるもの。

今回、FAで獲得した久保康友投手の人的補償として、DeNAの正捕手を務めていた鶴岡一成選手が阪神へ移籍することになりました。

このことがどうしても理解ができません。

DeNAの最大の弱点は投手陣です。

しかし、投手陣の陣容強化とともに、チームの要である捕手の安定化もとても大切なはずです。

そして、捕手というポジションはなによりも知識と経験が重要です。

捕手は他のポジションとは異なり、正捕手の座をつかむのは大変ですが、一度、正捕手の座を確保できれば、比較的長くそのポジションを務めることができます。

ちなみに、2013年シーズンのDeNAを捕手の出場試合数を見ると、

黒羽根利規選手 30試合 26歳

髙城俊人選手 51試合 20歳

靍岡賢二郎選手 1軍出場なし 26歳

西森将司選手 7試合 26歳

モスカテル選手 育成選手 22歳

DeNAの捕手陣にあって、2013年の鶴岡一成選手は108試合に出場。

数字だけをとっても、まさにDeNAの正捕手は鶴岡一成選手であることは間違いのないところです。

また、年齢的に見ても鶴岡一成選手は36歳、ベテランの域に達している選手ですが、だからこそ経験も知識も豊富。

出場試合数だけでなく、実績・経験とも申し分のない正捕手です。

今回、鶴岡一成選手が阪神へ移籍したのは、DeNAが鶴岡一成選手をプロテクトしていなかったため。

言い換えればDeNAはチームが必要とする28人の選手に鶴岡一成選手を入れなかったということになります。

一方、阪神はDeNAがプロテクトしていなかった選手を一人選んで自チームに移籍させることができます。

そこで選ばれたのが鶴岡一成選手です。

鶴岡一成選手の年俸は4000万円。

プロテクト枠から漏れた選手の中での年俸は高い方かもしれませんが、プロ野球のチームの正捕手としてはお買い得な値段。

阪神には2013年シーズンに81試合に出場した藤井彰人選手、44試合に出場した日高剛選手などがいますが、それでも即戦力捕手は多い方が良いですし、何よりも敵であるDeNAの正捕手を引き抜くことは、DeNAの戦力を弱めることにもつながります。

思えばDeNAは、2013年シーズン後の契約更改で、鶴岡一成選手に対して現状維持の年俸を提示したうえで、条件をのめないのであれば戦力外通告をすると強硬姿勢にでたようですが、鶴岡一成選手自身がチームに対して何か問題を抱えていたのでしょうか。

チームの正捕手に対して強硬姿勢に出る、チームの正捕手をプロテクトから外す、普通であれば考えづらいところです。

ところで、鶴岡一成選手は阪神に移籍することが決定しましたが、そうなると来シーズンのDeNAの正捕手はどうなるのでしょうか、気になるところです。

DeNAの投手でいえば、三浦大輔投手や高橋尚成投手はベテランで捕手をリードすることができます。

しかし、それ以外の投手は捕手のリードに従わないと、満足な投球ができない可能性の高い選手ばかりです。

たとえば、髙城俊人選手はよく起用されているようですが、まだ20歳。

投手をリードするどころか、捕球、スローイングなどまだまだ学ぶことが多い選手で、プロのチームの正捕手には程遠いように思えます。

他の選手の状況も似たようなものですが、まさか新人の嶺井博希選手に正捕手をさせるのでしょうか。

嶺井博希選手は野球の名門亜細亜大学から入団、冷静なインサイドワークと強肩がウリで即戦力の呼び声も高いようですが、それでも1年目から正捕手。

やはり厳しいものがあるように思えます。

鶴岡一成選手は年俸の件や、プロテクト枠の件を見ても、どうやら球団の評価はあまり高くはなかったようです。

それでもDeNAの正捕手であったことは間違いありません。

DeNAの補強は順調に進んでいるようにも思えましたが、ここにきて一点の曇りがでてきた、そんなようにも思えます。


スポンサードリンク

関連記事

スポンサードリンク