大河ドラマやプロ野球などのスポーツについてあれこれと書いています。

亀田興毅 スーパーフライ級転向の理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ボクシングの亀田興毅選手が、現在保有するWBAバンタム級のタイトルを返上して、スーパーフライ級に転向することを表明しました。

では、どうして亀田興毅選手はバンタム級のタイトルを返上して、1階級下のスーパーフライ級に転向することを表明したのでしょうか。

その理由を考えてみました。

亀田興毅選手は、1986年生まれの27歳。

これまでの戦績は32勝1敗、17KO勝利をおさめています。

プロボクサーとしてデビューしたのは2003年。

その後、順調に勝利を積み重ね、世界タイトルマッチに臨むことになります。

最初に手中にしたのは、WBA世界ライトフライ級タイトル。

2006年にタイトルを獲得するも1回防衛した後、返上します。

次に手中にしたのは、WBC世界フライ級タイトル。

この時の対戦相手が内藤大助選手です。

2009年にタイトルを獲得するも翌年の王座統一戦で判定負け。

亀田興毅選手にとっては唯一の敗戦であるとともに、王座を陥落します。

そして、次に手中にしたのがフライ級の2階級上のWBA世界バンタム級タイトル。

2010年年末の王座決定戦に臨んだ亀田興毅選手は、この試合に勝利するとともに3階級制覇に成功をします。

その後は防衛記録を8回に伸ばしますが、2013年12月にWBAバンタム級のタイトルを返上してスーパーフライ級に転向することを表明しています。

亀田興毅選手は、スーパーフライ級転向の理由としてあげているのは、

元々、4階級制覇をしたいと考えていた、

そのため3階級制覇をしたが、これからは年齢的にも減量がきつくなってくるはず、

まだ、若いうちに1階級落としたスーパーフライ級に転向し、4階級制覇を実現したいということです。

これは真実でしょうか。

もちろん嘘であるとは断言できません。

ただ、違和感を感じるのも事実です。

4階級制覇を目指すのであれば、普通であればライトフライ級→フライ級→スーパーフライ級→バンタム級と軽い体重から順番に重い体重に転向するはずです。

特に年齢を重ねると減量がきつくなるのであれば、バンタム級の前にスーパーフライ級を目指すべきです。

しかし、実際の亀田興毅選手はバンタム級の王座を先に狙い、その後、スーパーフライ級を目指すと語っています。

どうもこのあたりに矛盾があり、一説にはスーパーフライ級転向には別の理由があるとささやかれています。

その理由とは、亀田興毅選手の戦績にあります。

亀田興毅選手はバンタム級で確かに8度の防衛を果たしています。

しかし、その内容は決してほめられたものではなく、8度の防衛のうちKO勝利をおさめたのはたった2回で、あとの6回はすべて判定勝ちです。

しかも、8度目の防衛戦は敵地ではあったとはいえ、世界ランキング下位の選手。

これまでも指名試合以外は弱い選手とばかり戦っていると批判されてきた亀田興毅選手でしたが、8度目の防衛戦はその下位の選手との対戦、しかも2対1の判定勝利。

この判定そのものにも間違いではないかと批判が集中する始末で、勝ったとはいえ弱いチャンピオンというイメージを決定的にさせてしまいました。

そして、次の試合として予定されていたのが、バンタム級スーパー王者のアンセルモ・モレノ選手との王座統一戦。

これまで以上に強い相手です。

そうした状況から亀田興毅選手がスーパーフライ級に転向する理由としていわれているのが、亀田興毅選手自身がバンタム級では戦えないことを悟ったこと。

特に次の王座決定戦で無様な恰好を見せて負けるよりは、負ける前にタイトルを返上してしまった方が得策ということです。

もちろん、バンタム級では実力不足という選手が上の階級を目指せるわけもありません。

必然的に亀田興毅選手が目指すのは一つ下の階級のスーパーフライ級になります。

また、スーパーフライ級でタイトルを手に入れることができれば、念願の4階級制覇の夢もかなうことになります。

個人的に亀田興毅選手はボクサーとして決して嫌いなタイプではありません。

まず抜群のスタミナがあり防御も上手です。

また、攻撃もパンチの手数が多いなどしっかりとできている。

残念ながらタイトルホルダーとしてはパンチ力がないという決定的な欠点があるため、超一流にはなれないでしょうが、一流のボクサーであることは確かです。

ただ、あの大言壮語はいただけません。

ボクシングなどの格闘技ではありがちなことなので否定はできませんが、亀田興毅選手は試合前に必ずKO勝ちを宣言して、できないと土下座までして観客に謝罪をしています。

しかし、多くの観客は亀田興毅選手にパンチ力がないことは知っていますし、タイトルマッチともなればKO勝利はかなり難しくなることも知っています。

そんな中でのKO勝利宣言、亀田興毅選手のことをオオカミ少年のよう思っている人も多いのではないでしょうか。

亀田興毅選手は強い選手ではないけれど、うまいボクサー。

もっと謙虚な気持ちで4階級制覇を目指してほしいと願っています。


スポンサードリンク

関連記事

スポンサードリンク