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亀田大毅 試合に負ける タイトル返上のすすめ

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12月3日に行われた世界王座の統一戦。

試合の前から波乱万丈の様相を呈していましたが、結果も予想外。

そして出てきたのが、亀田大毅選手に対するタイトル返上のすすめです。

果たしてこれからどうなるのでしょうか。

まず、一連の流れを簡単にまとめると次のとおりです。

12月3日に行われた試合は、IBFスーパーフライ級王者の亀田大毅選手とWBAスーパーフライ級王者のリボリオ・ソリス選手の世界統一戦の予定でした。

しかし、前日の計量で減量に失敗したソリス選手はWBAのタイトルを剥奪されて試合に臨むことになります。

この段階では、

亀田大毅選手が勝てばタイトルの統一、負ければ両タイトルとも空位、引き分けであればIBFスーパーフライ級タイトルの防衛、そう説明されていましたし、常識的に考えたらそれは適切なものと考えられていました。

ところが、亀田大毅選手が負けたことと、その後のIBFの対応が大きな波紋を呼ぶことになります。

事前の約束通りであれば、亀田大毅選手が負けたことで、両タイトルは空位になるはずでした。

ところが、試合後にIBFが主張したのは、亀田大毅選手はIBFスーパーフライ級王者にとどまるという説明。

IBFが前言を翻したのか、あるいはマスコミなどがIBFの説明を曲解したのか、現時点では真相はやぶの中です。

また、この判断については様々な意見が飛び交っているのも事実です。

まず、IBFの判断がおかしいという意見については、

・ 亀田大毅選手は判定とはいえ試合に負けたのは事実、負けた選手がタイトルを保持しているのはおかしい

・ 負けても王座の地位にあるのは理解できることではないし、それを認めることはかえってタイトルの価値を下げる

など、さまざまなことが述べられています。

一方、IBFの判断を擁護する意見としては、

・ そもそも相手がルール違反をしたのだから、その時点で王座統一戦が成り立たなくなっており、その責はすべてソリス選手にあり亀田大毅選手にはない

・ IBFの規定ではこうした事例の場合、試合の結果にかかわらず王者は王座の地位にとどまることになっている

など、こちらについても様々なことが述べられています。

むずかしいところですが、どちらの意見にも道理はあります。

今回のルールでは試合前日に計量が行われるだけでなく、試合の当日にも計量が行われることになっていました。

しかし、ソリス選手は1回目の計量で失格していたので、2回目の計量を行うことはできません。

言い換えればソリス選手はどんなに体重が制限を超えていても試合に臨むことができます。

しかし、亀田大毅選手はそうはいきません。

実際にソリス選手はボクシングの階級でいえば、スーパーフライ級の2段階上の体重でリングに上がったといわれています。

ボクシングで細かな階級が設けられているのは、体重により大きな違いがあるから。

階級が異なる選手が戦うのことは、すでにタイトルマッチとしては成立しえないことだし、当然、亀田大毅選手にとっては大きな不利をもたらします。

したがって試合の勝ち負け以前に、タイトル保持されることは決まっていた。

いきさつはどうであれ、これは判断としては間違っていないように思えます。

一方の、試合に負けたのに、タイトルを守ることに対する批判もわかります。

闘う前にタイトルの保持が決まっているのであれば、試合そのものが無意味になってしまう、そうした考えも当たり前です。

亀田大毅選手は試合の翌日の会見をキャンセルしています。

それは減量苦による疲れや、あるいは前代未聞の判断に戸惑っていたからとも言われています。

したがって、今回の裁定に亀田大毅選手がどう考えているのかはわかりません。

ただ、一部に出ているタイトル返上、これについてどう考えているのかは聞きたいところです。

亀田三兄弟は確かにボクシングの世界タイトルを保持しています。

しかし、それに対する評価は決して高いものではありません。

亀田三兄弟、個人的には決して嫌いではありませんが、亀田三兄弟とその父親を見ていてもっとも感じるのはスポーツ選手として必要な潔さの欠如です。

確かに三兄弟が同時に世界タイトルを保持しているのはとてつもなくすごいことですが、残念ながら他のボクシング選手に見られるような潔さが感じられません。

日本人でも他のタイトル保持者は、常により強い相手と戦おうとする姿勢を見せてくれているのに、亀田三兄弟は指名試合を除けばあえて弱い選手を探して防衛記録を伸ばしている。

そのように言われているのはここ最近のことてはありません。

リングサイドでの汚いヤジ、弱い相手とばかり試合を組んでいる、実際はどうであれ巷間、そういわれているのは事実ですし、残念ながらそこにスポーツ選手潔さを感じ取ることはできません。

今回の件は亀田大毅選手には何の罪もありません。

でも、亀田大毅選手が試合に負けたのは事実です。

経緯はどうあれ、試合に負けた選手がタイトルを保持しているのはやはり違和感があります。

亀田大毅選手が潔さを持っているのなら、そして実力があると思っているのであれば、ここはタイトルを返上するべきではないでしょうか。

タイトルを返上しても前王者であることは間違いありません。

しかも王座は空位の状態です。

当然、新しい王者を決めなければならないはずですが、亀田大毅選手の出場に関しては最優先でその権利を与える。

このようにすればボクシングファンも納得するはずです。

強制できることではないかもしれませんが、亀田大毅選手については、まずタイトルを返上することをおすすめします。

亀田大毅選手のスポーツ選手としての真価が問われている、どうやらそんな時期が来ているように思われます。


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