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高山勝成 防衛戦の感想

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12月3日に開催されたボクシングのトリプル世界戦。

その中でとりわけ眼をひきつけたのが高山勝成選手の防衛戦です。

高山勝成選手の防衛戦、感想を一言でいえば、とても見ごたえがありました。

トリプル世界戦の中でも、亀田和毅選手の防衛戦は凡戦、亀田大毅選手の王座統一戦が疑惑の結果であったのに対して、とにかく高山勝成選手の防衛戦は面白かったというのが第一の感想です。

IBF世界ミニマム級王座に君臨している高山勝成選手が戦ったのは、同級6位のビルヒリオ・シルバノ選手。

高山勝成選手はこの防衛戦でいかんなく自らの魅力を発揮しています。

高山勝成選手がシルバノ選手より優れていたのは、スタミナ、スピード、テクニックといったところでしょうか。

まず、スタミナですが高山勝成選手はフットワークも軽く12ラウンドを戦い抜きました。

べた足のシルバノ選手に対して、常に動いている高山勝成選手。

運動量はシルバの選手の倍以上はあったと思われますが、最後までクリンチにのがれることなく戦い続けたスタミナは見事です。

また、スピードも素晴らしいものでした。

高山勝成選手の放ったパンチは多くがシルバノ選手にヒット。

攻撃こそ最大の防御といいますが、高山勝成選手の手数の多さは結果としてシルバノ選手のパンチを封じ込めました。

そして、テクニックも見事です。

頭を狙うと見せかけてボディへパンチ、あるいはその逆。

フットワークの軽さと、手数の多さが、テクニックの高さを後押ししていました。

高山勝成選手の足りない部分といえばパンチ力でしょうか。

高山勝成選手は結果的にシルバノ選手を倒すことはできませんでした。

完勝とはいえ、防衛戦は判定による勝利。

長い時間、高山勝成選手のボクシングを見られたことはよかったですが、スカッとしたKO勝利を見ることができなかったのは、ほんの少しばかり残念です。

ところで、高山勝成選手は世界ミニマム級王座に3回就いています。

最初に王座になったのはWBC世界王座。

高山勝成選手は2005年4月にWBC世界王座についていますが、同年8月に行われた最初の防衛戦で敗戦し王座を陥落しています。

2度目に王座になったのはWBA世界暫定王座。

WBA世界暫定王座についたのは2006年11月。

しかし、これも2007年4月の王座統一戦で敗れ、その地位を失っています。

そして、3度目に王座になったのはIBF世界王座。

高山勝成選手はWBA世界暫定王座を陥落した後、IBF世界王座を目指します。

しかし当時の日本のボクシング界が認めていた組織は、WBAとWBCのみ。

日本でIBF世界王座を目指すことは不可能であったため、高山勝成選手は日本を飛び出しIBF世界王座を目指すことになりました。

そして、高山勝成選手がIBF世界王座を射止めたのは2013年3月、舞台はメキシコでした。

その後、日本でもIBFが承認されたため、高山勝成選手は防衛戦を日本でも行うことができるようになりました。

それが12月3日の防衛戦になります。

では、高山勝成選手が次に目指すのは何でしょうか。

これまではWBA、WBC、IBFで王座についています。

となると残りはWBO世界王座ということになります。

現在、WBOもIBFと同様に日本で承認されていますので、高山勝成選手のWBO世界王座挑戦も十分に視野に入ってきました。

高山勝成選手の防衛戦の感想は、とても見ごたえがあったの一言です。

そして、もちろんのこと、高山勝成選手の強さも実感することができました。

ぜひ、力があるうちに、ミニマム級の4団体制覇を成し遂げてもらいたいものです。


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