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琴欧洲休場で大関陥落 復帰か引退か 今後はどうなる

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大相撲九州場所の3日目が終わった段階で左肩を痛め休場をしていた琴欧洲。

その後、今場所は土俵に復帰しないことが明らかになり、来場所は大関を陥落し関脇で初場所を迎えることが確定的になりました。

琴欧洲は復帰するのか、それともこのまま引退への道を歩むのか、今後がどうなるのか気にかかるところです。

琴欧洲はブルガリア出身の外国人力士で1983年生まれの30歳です。

母国ではレスリングをしていましたが、その後、日本に来日し大相撲に転向。

初土俵は2002年11月場所、身長203センチと恵まれた体格を生かし順調に出世、2006年1月場所では早くも大関に昇進をします。

また、幕内の優勝経験は1回、これは大関昇進後の2008年5月場所でのものです。

しかし、琴欧洲が輝きを見せたのはこの辺りまででしょうか。

優勝後は飛び飛びという感じで2ケタ勝利をあげるものの、どちらかといえば1ケタでの勝ち越しが多く、横綱を目指せないいわゆる「くんろく」大関のような状況になっていました。

体格こそ恵まれているものの、風貌で分かるとおり気持ちが優しい大関。

人としてはともかく勝負師としては少し物足りない状態が続いていました。

そんな琴欧洲ですが、先場所の成績が1勝3敗11休場と負け越しだったため、九州場所をカド番で迎えます。

大関の場合、2場所連続して負け越すと大関陥落。

言い換えれば1場所負け越してカド番を迎えても、翌場所に8勝以上を挙げ勝ち越せば、カド番を脱出して翌場所も大関の地位を確保することができます。

これまで琴欧洲は6度のカド番を経験していますが、翌場所をすべて勝ち越していましたので、九州場所でもカド番脱出を期待されていましたが、今回ばかりはどうも難しそうです。

九州場所3日目で左肩を痛めて4日目から休場。

3日目までの成績が1勝2敗だったので、一時休場しても途中出場してあと7勝を挙げればカド番を脱出することは可能でした。

ただこれはあくまでも机上の空論。

左肩の回復が思わしくない琴欧洲は再出場を断念、そのため琴欧洲は47場所務めた大関の座から陥落することが確定しました。

来場所の琴欧洲は関脇で迎えることになりますが、果たして今後はどうなるのでしょうか。

琴欧洲にはまだ特別の権利が残されています。

それは関脇に陥落した場所で10勝以上をあげれば、自動的に大関に復帰できるというものです。

過去にはその特権で大関に返り咲いた力士もいますが琴欧洲はどうでしょうか。

まず、琴欧洲は左肩の故障による休場で、この左肩を治し、さらに鍛えなおさないといけません。

また、過去の成績も気になります。

琴欧洲が過去3年間に10勝以上を挙げたのはたった3回、18場所あってたった3回ですからその確率はかなり低いものです。

もっともその3回はすべて1月場所。

次の場所が1月場所なので験が良いというのはあるでしょうが、やっぱり厳しいものを感じます。

逆にけがが癒えず、10勝以上を挙げられなければ大関に復帰することはできません。

また仮に負け越しとなれば関脇の座からも陥落してしまいます。

最近ではやはり外国人力士の把瑠都がけがのため大関を陥落し、十両の地位で引退しましたが、すでに30歳を迎えて最近の成績も思わしくない琴欧洲。

把瑠都と同じ道を歩むことも十分に考えられる話です。

では仮に琴欧洲が大関に復帰できなかった場合、琴欧洲は引退するでしょうか。

大関に復帰できなくても、幕の内にとどまっている限り琴欧洲は引退しないような気がします。

その理由は、今のままでは引退をしたら相撲界に残れないためです。

大相撲界を引退した力士は一定要件のもと親方として大相撲界に残ることができます。

琴欧州も引退後は親方になりたいと考えているようです。

しかし、その一定要件の中には日本国籍を有することという条件があります。

琴欧州はまだ日本に帰化していない、つまり日本国籍を有していないと伝えられています。

日本国籍を取得しなければ親方にはなれないし、すぐに日本国籍が取得できるわけでもありません。

日本人の女性と結婚した琴欧州は日本国籍を取得しやすいといわれてはいますが、国籍取得までは力士を続ける必要がありそうです。

来場所10勝以上を挙げ大関に復帰できれば引退はまだまだ先のことですが、仮に大関に復帰できないとしても引退そのものはまだ先に延ばす必要がありそうです。

まだ琴欧州には大関を続けてほしいところですが、仮に大関に復帰できないとしてもできるだけ長く土俵に上がってほしい、まだまだ親方は早い、そんな気がしています。


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