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落合GM 井端弘和に対する発言に違和感

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中日の落合GM、就任以来、コーチ人事に大ナタを振るい、その後は選手人事にも大きなメスを入れています。

チームの編成権を握り、4位となったチームを立て直す役割を担っているわけですから、現在の仕事ぶりはある意味当然のことです。

ただ、井端弘和選手に対する落合GMの発言には違和感を感じています。

まず、落合GMは各選手の契約更改については厳しい立場で臨んでいます。

11月5日には7人の選手との契約更改の場に立ち会っていますが、来年の年俸が上がったのは、58試合に登板して2勝2敗の武藤祐太投手だけ、しかもアップは400万円(新年俸 2400万円)です。(以下、金額は推定)

荒木雅博選手(新年俸 1億200万円)、小田幸平選手(新年俸 2700万円)、堂上剛選手(新年俸 2025万円)の3人には減額制限いっぱいの25%(年俸1億円以上の場合は40%)ダウンを提示しています。

また、残る3人のうちの2人、松井佑介選手は200万円減の1000万円、田島慎二投手は700万円減の2800万円で更改をしています。

なお、55試合に登板し2勝3敗36セーブを挙げた岩瀬仁紀投手は現状維持の3億7千万で更改をしました。

ところで問題の井端弘和選手です。

井端弘和選手が提示されたのは3000万円、今季の年俸が1億9千万円ということですから、なんと85%減、野球協約で定められた40%をはるかに超えています。

要はこの年俸で納得できないのであればチームを去れということです。

実際、この金額に納得できない井端弘和選手は15年間在籍した中日を退団することになりました。

心情的には厳しすぎるのかなという思いもありますが、プロ野球選手は個人事業主、成績が伴わなければ仕方のないことです。

今シーズン、井端弘和選手の出場試合は前年の140試合から100試合に激減、シーズン77安打、2割3分6厘、本塁打1にとどまっていますので年俸がアップする材料はどこにもありません。

したがって、年俸の大幅ダウンは当然のことだと思いますが、落合GMは井端弘和選手に対して

・ 井端弘和選手に対してはそれなりのものを例年払ってきている。

・ 井端弘和選手は故障がちで体にメスも入れている。

・ 1億円以上を出して球団がリスクを背負える選手ではない。

これを年俸減の大きな理由としています。

確かに井端弘和選手は10月に右足首と右肘の手術をしていますが、これは来年のキャンプまでには回復するといわれています。

落合GMの発言にまず違和感を感じるのはこの部分で、落合GMの立場でこのことを知らないわけがありません。

もっとも井端弘和選手は38歳、少なくとも体力は落ちていくので違和感は感じますが、GMの立場としてはこの発言はアリかなとも思えます。

しかし、1億円以上を出してという部分にはどうしても違和感を覚えます。

1億円以上は出せないというのは理解できるとしても、9999万円までは出せるという解釈も成り立ちます。

それがどうして3000万円。

落合GMは戦力外の選手に金額提示はしないと語っています。

井端弘和選手には金額提示をしたのだから必要な選手と考えているとも語っています。

しかし、1億円と3千万円にはあまりにも大きな開きがありますし、必要な戦力と考えているのなら、それなりに遇するのが当たり前です。

落合GMの発言は正式な記者会見の場ではなく、思いついたままを語ったという可能性もありますが、それでも落合GMの発言は詭弁のような気もしますし、違和感を感じるのも事実です。

力は落ちたかもしれませんが、井端弘和選手は決して年俸3千万円の選手ではありません。

来シーズンは、ぜひセ・リーグの他球団に移籍して、中日と対戦してほしいものです。


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