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高畑充希が演じる糸姫は黒田長政の最初の正室となるが離縁される

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軍師官兵衛も後半に差し掛かり、新しい人物が次々と登場しています。

黒田官兵衛の嫡男である黒田長政も元服し、その黒田長政を松坂桃李が演じていますが、黒田長政が元服後、正室として迎えたのが高畑充希(たかはたみつき)演じる糸姫になります。

糸姫は軍師官兵衛ではピエール瀧が演じる蜂須賀小六の娘で、糸姫は蜂須賀小六や黒田官兵衛の共通の主人である羽柴秀吉の養女になったうえで、黒田長政の正室となります。

黒田長政と糸姫が婚姻をしたのは1584年。

織田信長が本能寺の変で横死した後、羽柴秀吉が天下取りに駆け上がっていく、まさに同じ時期。

成り上がりで純粋な譜代の家臣がいなかった羽柴秀吉にとって、蜂須賀小六も黒田官兵衛も数少ない信頼できる家臣。

天下取りにまい進するためにも、家臣同士を婚姻関係で結び付けることは羽柴秀吉にとっても大切なことであり、そのため糸姫を自らの養女にして黒田官兵衛の嫡男である黒田長政と結びつけた、いわば政略結婚の一種です。

ただ、黒田長政と糸姫の仲は決して悪いものではなく、その結婚生活は約15年間続くことになります。

結婚したのは黒田長政17歳、糸姫11歳のときですが、おおむね黒田長政32歳、糸姫26歳の時まで結婚生活は続き、その間、2人の間には女の子も生まれています。

しかし、2人の生活はある出来事で一変します。

それは、羽柴秀吉改め豊臣秀吉の死です。

豊臣秀吉の死後、天下取りに台頭してきたのは徳川家康。

一方、豊臣家で権勢をふるっていたのは石田三成。

石田三成は豊臣秀吉子飼いの加藤清正、福島正則など多くの武将と敵対していましたが、黒田長政も石田三成嫌い。

そのため、黒田長政は豊臣秀吉の死後、徳川家康に近づきます。

そうなると政略上、糸姫が問題になります。

糸姫の実家蜂須賀家は羽柴秀吉が出世する前から羽柴家と行動を一つにしていました。

仮に豊臣家と徳川家が衝突をした場合、蜂須賀家は豊臣家につく可能性も考えられました。

また、黒田長政の正室が、豊臣秀吉の養女であり、豊臣恩顧の蜂須賀家の娘であることはだれもが知っていました。

そうなると黒田家にとって糸姫の存在はあまりにも危険。

そのため、関ヶ原の戦いの直前に、糸姫は黒田長政から離縁を言い渡されます。

2人の間に生まれた4歳の女の子は黒田家に残り、糸姫のその後はたしかではありませんが蜂須賀家に戻ったとされています。

黒田長政はすぐさま徳川家康の養女である栄姫を正室に迎えますが、糸姫のその後ははっきりとはしていません。

ただ、わかっていることは黒田家と蜂須賀家はその後100年以上も不和が続いたということ。

やはり、この離縁は蜂須賀家にとっては耐え難いものであったことがうかがえます。

戦国時代はたくさんの女性が時代のうねりに巻き込まれていますが、高畑充希が軍師官兵衛で演じる糸姫もその一人であることは間違いありません。

高畑充希が戦国時代に生きた女性の喜怒哀楽をどのように表現していくのか、とても興味深いところです。


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